\ L ⊃、「アノンチャンのうた3」を配信開始
\ L ⊃が「アノンチャンのうた3」を配信開始
\ L ⊃の「アノンチャンのうた3」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「アノンチャンのうた3」となっている。
混沌のなかから新たな秩序を引き出す試みとして2024年から制作を開始した「アノンチャンのうた」シリーズ最新作。SuperColliderによる音響合成とフィールドレコーディングを組み合わせ、断片化された音の集合体がひとつの「歌」として再構成される。 不安定な言葉の揺らぎと、重力を失ったリズムの感覚。断片的なノイズ幽霊的な残響が、物理的な空間とデジタルの境界を曖昧にし、実体を持たないアノンチャンの歌声がその隙間に浮かび上がる。 「ガビガビ」とした響きは、音楽が技術的な完成度を追求する過程で削ぎ落とされてきたノイズや歪みを、あえて再び前景化させる試みでもある。音の不純物を排除するのではなく、そこに潜む可能性を引き出すことで、新たな聴取体験を生み出す。
なお「アノンチャンのうた3」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、Deezer、OTOTOYなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:アノンチャンのうた3

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1: アノンチャンのうた3
\ L ⊃
配信開始日:2025-04-02
ジャンル: インストゥメンタル / エレクトロニック / オルタナティブ
配信ストア: Apple Music, Deezer, iTunes Store, Melon, OTOTOY, OTOTOY ハイレゾ版, Spotify, Tencent, TIDAL, VIBE
\ L ⊃

2024年より音楽活動を始める。SuperColliderというプログラミング言語を用いた音響合成技法によって、ノイズ性とメロディを共存させた混沌的なサウンドを生み出す。 この世界観を体現する「アノンチャン」は仮想の生き物であり、不特定の人々の声を再構成して歌う。 「ガビガビ」としたノイズと響き合う、不安定な言葉のゆれを描く歌は、これまで「アノンチャンのうた」シリーズとして発表を続けている。 音情報を擬態化することで正しいデータの型を捨て、攪拌させる。そこにあるのは、個々のデータが風景として出現し、日常の基底が音に導かれていく感覚だ。
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