SUKISHA インタビュー |「これまでの曲でしていないチャレンジをしているか、音楽における驚きと喜びを提示出来ているかを大事に」【IYOW 】

2019.8.8

ヒップホップからフューチャーベースまで、ジャンルやシーンを問わず、リマーカブルなプロデューサー/ビートメイカーをフィーチャーする THE MAGAZINE series IYOW (In your own way/words)

今回は、最近リリースされているLo-FiビートもBigプレイリストに度々ピックアップされ、SNSでもフットワーク軽くカバーをポストするなど、さらに活動の幅を広げているシンガー/トラックメイカーSUKISHA にフォーカス。以前からクラウドファンディングやオーディションなど様々な音楽企画にもアクティブにチャンレジしており、ちょうど1年前に実施された『音魂祭2018夏』ではkiki vivi lilyとのコラボ曲「Rainbow Town」が応募総数300曲以上から最優秀賞に選ばれるなど、その活動スタンスはもちろん、制作する楽曲のクオリティはリスナーをはじめ関係者からも高く評価されている。


【IYOW 】 SUKISHA「これまでの曲でしていないチャレンジをしているか、音楽における驚きと喜びを提示出来ているかを大事に」

About : SUKISHA

2017年8月、突如ネット上に現れたシンガー/トラックメイカー。

活動開始と同時に公開された「4分半のマジック」のMVが話題になり、CD制作を求める声が殺到。音楽クラウドファンディングサービスmuevoにて当時最速記録で制作費を集めきり、初のアルバム「Segment of Cakes」を全国リリース。

その後、「feat.ソニーオーディション」のファイナリストに選出され、支援金300万円を受けてグランプリを競った。

活動は自身の作品発表のみに留まらず多岐にわたり、YouTuberあさぎーにょとのコラボレーション、JALカードやマジックザギャザリングなどCM音楽も手がけている。

作詞/作曲/編曲を担当した女性シンガー・kiki vivi lilyとの共作「Blue in Green」はノープロモーションにも関わらず国内外で高く評価され、現在(2019年8月時点)YouTubeでは41万回以上の再生数を記録している。2019年、注目すべきアーティストの一人。

kiki vivi lily × SUKISHA – Blue in Green

 
——キャリアスタートのきっかけ

本名でブラックミュージック要素を取り入れた暗くてフォーキーな曲をやってたんですが全くウケず、同時期にsuchmosとか売れ始めて「そんなん俺も出来るわ」という気持ちでディスコ系の曲を作り始めたのがきっかけです。

 
——ターニングポイント

その作っていた音源の中から「4分半のマジック」という曲を活動開始と共に公開し、わりと色んな人にいいと言ってもらえたことだと思います。

SUKISHA / 4分半のマジック

 
——最新作

kiki vivi lily × SUKISHA – 「Blue in Green」

 
ぜったくん – 「Catch me,Flag!!? feat.SUKISHA」

 
——キャリア当初の制作環境

基本的に人から借りたかもらったかしたものでしか活動していませんでした。

人からもらったMacBookのお古、人から借りたギター、人から借りたベース、人から借りた鍵盤などです。

 
——現在の制作環境

おかげさまでクラウドファンディングで集まった資金でMacBookを新調し、Sonyのオーディションの時自分ではとても買えない良い鍵盤やモニタースピーカーなどを買いました。ギターとベースは借り物のままです。

東京の片田舎、6畳1Kの部屋で粛々と曲作りをしています。


【IYOW 】 SUKISHA「これまでの曲でしていないチャレンジをしているか、音楽における驚きと喜びを提示出来ているかを大事に」

 
——メインの機材

MacBook Pro(確か割と最近のやつ)、Ableton Live、OCTA-CAPTURE 等です。

 
——モニター環境

ヘッドフォン : YAMAHA HPH-MT7

モニター : YAMAHA MSP5(か7ですがうろ覚えです・・・) STUDIO

 
——使用音源

運よくコンテストで勝ち抜いて手に入れたMASCHINEに付属してきた音源を一生懸命片っ端から聞いてピンときたやつを何となく使ってます。

 
——使用プラグイン

むしろシンセなんかは「これだ!」という音が出なくて悩んでるので誰かオススメあったら教えてください…

 
——ビートメイクのプロセス

モノによりますが基本的なビートメイクであれば、

ドラムの音色決め

ビート打ち込み

ベースを弾くか打ち込む

上物を考える

という感じです。

 
——ビートメイクポリシー

グルーヴしてることは最低限の条件で、これまでの曲でしていないチャレンジをしているかどうか、音楽における驚きと喜びをちゃんと提示出来ているかを大事にしています。

 
——最も影響を受けたプロデューサー/ビートメイカー

Moonchild

コードからビートからハーモニー、録り音、ミックスなど全てにおいてどれを聴いても「それどうやってやってるんですか?」という感想しか出てこない。全人類の希望です。

 
——影響を受けた楽曲

D’Angelo – Spanish Joint

 
D’Angelo – Untitled

 
D’Angelo – Feel Like Makin’ Love

 
D’Angelo – Africa

 
D’Angelo – Playa Playa

 
D’Angeloの『Voodoo』で人生が変わりました。

 
——My favorite works / 自分の作品からのお気に入り

「釈迦の手のひら」、「Blue in Green」くらいですかね。

国内も国外もセンスも才能もあって努力してる人ばかりなので、もっといい曲作らないと何も勝ち得ることは出来ないなと思ってます。

 
——Message

夏には一刻も早く終わってもらいたいです。

みなさまお体に気を付けて健やかにお過ごしください。

 

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この記事の執筆者

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