DODGE NOLEDGE インタビュー |「ラップが乗って初めて曲として完成と思っているから、独りよがりなものにならないよう気をつけている」【IYOW 】

2019.10.18


DODGE NOLEDGE インタビュー |「ラップが乗って初めて曲として完成と思っているので、独りよがりなものにならないように」【IYOW 】

京都を拠点に活動するビートメイカー兼プロデューサーのDODGE NOLEDGE。自身でスタジオ「ROCK BOTTOM CREATION」を運営し、同名のレーベルも展開。自身の作品をはじめ、JAGGLA & 孫GONGによるジャパニーズマゲニーズ、13ELL、MOOKOOBAEK、MOONCHILDなどHIPHOPをメインにしながらも、AKANEやAYACAなどにも楽曲を提供し、ジャンルを横断しながら幅広くアーティストのクリエイティブを支えている。

IYOW : A series of interviews with featured beat makers / producers / composers


DODGE NOLEDGE (ダッヂナレッヂ)

1987年京都生まれ。ビートメイカー兼プロデューサー。

14歳でHIPHOPに出会いのめり込んでいき、18歳の時に趣味でビートを作り始める。

22歳の時、旧友である地元のラッパーB.O.W.との再会を機に本格的にビートメイカーとして活動を始める。地元のアーティストを中心にビートの提供を行い、着々と名を広めていった。

2012年にはCRUCIBLEとのユニット「CRUCIBLE & DODGE NOLEDGE」を結成し、これまでにEP1枚とアルバムを4枚リリースしている。

ジャンルを縦横する多彩な作品の数々は関西を中心に多くのアーティストに好評を博している。

そして2017年自主レーベル「ROCK BOTTOM CREATION」としてスタジオを設立。更なる飛躍に向け活動の場を広げている。

 
——キャリアスタートのきっかけ

高校生の時に唯一周りでパソコンを持っていた友達がいたんですよ。その友達のパソコンを使わせてもらってたら、たまたまパソコンで音楽が作れるっていう情報を知って、「自分にもできるんじゃないかな」と思って、お金貯めてノートパソコンを買って作り始めたのがきっかけです。そこからは趣味で作ってたんですけど、22歳の時に本格的にやろうと思いました。

 
——ターニングポイント

CRUCIBLEっていうラッパーの相方がいるんですけど、彼とユニットを組むようになったことです。そこから今まで僕のことを知らなかった人達がどんどん知ってくれました。

二つ目は孫GONGと一緒に曲を作ってからです。京都以外の人達が知ってくれるようになったのもこの頃からだと思います。

 
——最近手がけた作品

地元京都のDCAというグループの「CITY UP」という曲です。

 
——キャリア当初の制作環境

始めた頃はノートパソコンにFL STUDIOだけでした。そこからMPC2000、MPC1000、MPC3000、TRITONなど機材を揃えていきました。

 
——現在の制作環境

自分たちのレーベルでスタジオを設立したので、そこで製作しています。

MPCもMASCHINEに変えてパソコンベースでの制作環境に変えました。


DODGE NOLEDGE インタビュー |「ラップが乗って初めて曲として完成と思っているから、独りよがりなものにならないよう気をつけている」【IYOW 】

DODGE NOLEDGE インタビュー |「ラップが乗って初めて曲として完成と思っているから、独りよがりなものにならないよう気をつけている」【IYOW 】

DODGE NOLEDGE インタビュー |「ラップが乗って初めて曲として完成と思っているから、独りよがりなものにならないよう気をつけている」【IYOW 】

DODGE NOLEDGE インタビュー |「ラップが乗って初めて曲として完成と思っているから、独りよがりなものにならないよう気をつけている」【IYOW 】

 
——メインの機材

パソコンはWindowsのデスクトップで、インターフェースはRMEのFIREFACE UFXです。

DAWはPRO TOOLSとSONARを使用しています。

サンプラーはMASCHINEです。

 
——モニター環境

モニタースピーカーはHEDDのType07です。


DODGE NOLEDGE インタビュー |「ラップが乗って初めて曲として完成と思っているから、独りよがりなものにならないよう気をつけている」【IYOW 】

ヘッドフォンはSONYのMDR-CD900STです。

 
——使用音源

reFX – NEXUS2
Native Instruments – KONTAKT
ARTURIA – V Collection
Spectrasonics – Trilian
Spectrasonics – Omnisphere2

全部即戦力な音だらけなので気に入ってます。

 
——ビートメイクのプロセス

ドラムから作る時もあれば、ウワモノから作る時もあります。その時のノリで作っています。サンプリングメインで作る時はネタから作ることが多いです。

 
——ビートメイクポリシー

ラッパーと一緒にスタジオに入って同時に作り始めます。僕がビート作ってる間にリリックを書いてもらって、その時のバイブスを大切にしています。ラップが乗って初めて曲として完成と思っているので、独りよがりなものにはならないように気をつけています。

 
——最も影響を受けたプロデューサー/ビートメイカー

DJ PREMIER、DR.DRE、JUST BLAZEなど海外にもいっぱいいるんですけど、同じ日本人としてBACH LOGICさんに影響を受けました。初めて聴いたのは中学生の時で、DOBERMAN INCの「MEGA CITY FIVE」というアルバムです。何もわかってなかった当時でもサウンドが他とは違うなっていうのは肌で感じていました。

 
——影響を受けた楽曲

JUST BLAZEが手掛けてるJAY-Zの「GIRLS,GIRLS,GIRLS」です。ヴァースの途中で盛り上がるサンプルネタを使っているんですけど、自分だったらHOOKにその部分を使っただろうなって思って、その感性にやられました。ビート自体はすごいシンプルなんですけど。

 
——My favorite works / 自分の作品からのお気に入り

ジャパニーズマゲニーズ – スモーク★ウォーズ(feat. Cz TIGER & 13ELL)

この曲を作った時は、関係者の人達に「あのビートヤバいね」って言われることが多かったです。自分でもお気に入りです。

 
AKANE – So Complicated

KOJOEさんの「BoSS RuN DeM」がリリースされた時にやべーって思いながら聴いてたら、ちょうどAKANEさんのお話を頂きました。普段HIPHOPばかりなので新鮮でした。

 
——Message

もっと全国の色んなやばいラッパーと曲を作りたいので頑張ります。

 

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