大聖堂 インタビュー | “どこか懐かしく、でも新しい” グッドミュージックを産み出す4人組ロックバンド【Who’s NXT】

2021.5.1


大聖堂 インタビュー

大聖堂
2018年結成、東京を拠点に活動する4人組ロックバンド。バンド名は小説家レイモンド・カーヴァーの短編小説集の作品に由来。時代や国を問わず様々なルーツやエッセンスを感じさせる音楽性を特徴とし、 “どこか懐かしく、でも新しい” グッドミュージックを日々創出し続けている。

結成後ライブを中心とした活動を続けつつ、2020年5月に1stにして全10曲を収録したアルバム『大作戦』をリリース。続いて息つく間もなく次作に着手し、早くも同年8月に5曲入りのEP『夏の終わり』をリリース。同EP収録の「列車に揺られて」はSpotify公式プレイリスト「Edge!」に選出。同年末には1stデジタルシングル「愛の惑星」をリリース。そして先日4月28日には両A面シングル「プロポーズ/胸の中」をリリースし、その精力的なクリエイティビティと大聖堂ならではのサウンドや世界観は早耳リスナーに限らず注目を集めはじめている。

メンバー : 山本康博(Vo/Gt)、尾花佑季(Key)、成瀬圭(Ba)、町野陽輝(Gt)

Who’s NXT : A series of interviews with featured artists


——大聖堂のみなさんそれぞれ最初に音楽に興味を持ったきっかけを教えてください。

山本:家にあったビートルズのアルバムです。海賊盤でしたが。その後、中学生の頃リマスターが発売されて、お小遣いで公式の方を集めていました。そのうち、作曲に対する興味がだんだん湧いていきて、自分でも音楽をやるようになりました。

町野:僕は幼少期にギターを始めたので、楽器好きの延長で自然といろんな音楽を聴くようになりました。それから、もっと楽器が上手くなりたいという気持ちがあったので、本格的に音楽活動をするようになりました。

成瀬:自分は、家でたまにMr.Childrenとかがかかっていて、それでなんとなく音楽に興味を持つようになりました。中学1年生の冬にウォークマンを買ってもらってからは、いろいろなCDをレンタルするようになってさらに興味が強まりました。自分でも音楽をやるようになったのは、バンドに誘ってもらったからですね。

尾花:父が音楽をやっていたのもあって、自分もピアノを弾くのがずっと好きでした。その父の影響で合奏に憧れがあり、学校の部活では吹奏楽部や軽音楽部に入りました。それから、ピアノを弾き続ける理由が欲しというのもあって、今ではバンドで弾いています。

 
——大聖堂はライブなどメインで活動しているエリアはどこになりますか?

山本:東京を中心に活動していて、この前は下北沢 BASEMENTBARでライブをしました。

 
——つい先日4月28日には2曲入りのニューシングル「プロポーズ/胸の中」をリリースされましたね。

山本:「プロポーズ」はどこか懐かしい曲調と、ポップでかわいいリリックが聴きどころです。

町野:そうですね、ポップで短いながら物語性の強い構成になっていると思います。

成瀬:静かな情熱を感じる曲です。やわ男の(笑)。

山本:そして、「胸の中」はセンチなメロディが特徴です。

尾花:「プロポーズ」と「胸の中」、どちらもメロディと楽器の掛けあいが本当に素敵なんです。そして2曲セットになったときにはお互いを高めあうパワーがあるし、2曲あわせた作品としても完成度の高いシングルになっていると思います。


大聖堂「プロポーズ/胸の中」

「プロポーズ / 胸の中」各配信ストア : https://linkco.re/66NqHPve

 
——ほかにも過去のリリースで、イチオシの曲はありますか?

山本:1stアルバム『大作戦』に収録されている「ストレンジャーと迷い羊」です。ポップなので。

成瀬:自分も「ストレンジャーと迷い羊」ですね。ポップで懐かしい感じもあるし、ちょっと切なくて。

 
尾花:わたしは『大作戦』の2曲目に入っている「NIKKI」です。歌詞がとても良いんです。ドラえもんの主題歌にしてほしい(笑)。

町野:昨年末に出したシングル「愛の惑星」ですね。何度も聴きたくなる曲。演奏は難しいんですけど(笑)。

 


大聖堂「大作戦」

『大作戦』各配信ストア : https://linkco.re/eRu2sYC9

 


大聖堂「愛の惑星」

「愛の惑星」各配信ストア : https://linkco.re/yBzyGdnu

 
——大聖堂の楽曲は、どのようなプロセスで制作されていますか?

山本:MTRでデモを作って、それを聴いてもらったうえでみんなでスタジオに入ります。曲を作るときは詞先です。実は、最近草野マサムネさんが曲先だと知ってショックを受けた今日この頃……

 
——自分たちでは、大聖堂のバンドとしての特徴はどんなところだと思いますか?

山本:ポップでハップ。

尾花:ずっと聴いても疲れないし、元気がない時に聴くとちょっとは元気が出ると思います。

 
——音楽制作において、影響を受けたアーティストを教えてください。

山本:やはりそもそものきっかけであるビートルズです。革新的で普遍的。歴史が彼らを生んだのか彼らが歴史を作ったのかは鶏タマゴですが、とにかく憧れずにはいられません。ビートルズショックでノイローゼ気味に作られたであろう60sソフトロックみたいな音楽を作っていけたらなと思っています。あと、Oasisはリスペクト。かっこいいから。映画を観て普通に感動しました。

 
——具体的に影響を受けた楽曲はどんな曲になりますか?

山本:

The Beatles – Penny Lane

 
 
The Zombies – This Will Be Our Year

 
 
The Beach Boys – Time To Get Alone

 
 
The Millennium – There Is Nothing More to Say

 
 
Spiral Staircase – More Today Than Yesterday

 
 
The Sugar Shoppe – Skip-A-Long Sam

 
 
The Love Generation – Montage From “How Sweet It Is” (I Knew That You Knew)

 
 
Salt Water Taffy – The Girl Is Broken

 
 
Harpers Bizarre – The Drifter

 
 
Tom Jones – What’s New Pussycat?

 
60sポップ。とにかくポップでキュート。聴けば青春の思ひ出が蘇る。

 
——音楽活動をする上で、何か特に心がけていることはありますか?

山本:ポップ。“All I need is ポップ”。あとはバンドの人間関係を良好に保つ努力を怠らないこと。

尾花:音楽に限ったことではないですけど、やるべきでないこと、やりたくないことはできるだけしないように。

 
——また、最近の音楽を取り巻く状況に関して何か感じることはありますか?

山本:自分の勉強不足を感じます。

 
——今後の予定、展望はいかがでしょうか?

山本:なるべく多くの人に聴いてもらいたいです。そのためにリリースをして、ライブをして、メンバー全員で楽しむ!

町野:新しいアルバムを作っています。

成瀬:楽しくやっていきたいです。

尾花:観た人が、みんなうれしい気持ちで帰れるようなライブをできるようになりたいです。

 
——最後にひとことお願いします。

尾花:とにかくたくさん聴いてほしいです!わたしたちは楽しくやります。

 

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