vio moon インタビュー |「女性/男性関係なく、普通にラッパーとして同じポジションになりたいという気持ちは誰よりも強い」兵庫・姫路から新たに登場した注目ラッパー【Who’s NXT】

2019.7.20

要注目のup-and-comerアーティストをエディターピックアップ = Who’s NXT(next)

今回の Who’s NXT アーティストは、国内にとどまらず名を響かせるMaisonDeや注目作を次々に手がけるHLGB STUDIOなどが拠点とするシーンの”トリガーシティ” = 兵庫・姫路から新たに登場した注目ラッパー vio moon


【Who's NXT】vio moon
vio moon

—— vio moonさんの簡単な自己紹介を。

姫路市出身の19歳です。

 
——音楽に興味を持ったきっかけというのは?

高校の時の友達がUKのヒップホップを聴いててその影響で少しずつ聴くようになって。音楽を聴くだけで嫌なこと忘れられたり、音楽聴くことが毎日の日課になってて、気づいたら生活の一部になっていました。

そこから、「もっと音楽のことを知りたい」と思ったのが興味を持ったきっかけです。

 
——自分で音楽をやろうと思ったのは?

1番近くにいた人がラッパーで、何度かLIVEとか見に行ったりクラブに行く事も多くあったのですが、そのうちだんだんと私も音楽に携わりたいと思うようになって。

そういう感情が毎日のように続いて抑えきれなくなって、もう「やってみよう!」と思い活動することにしました。

 
——6月28日にリリースした1st EP『eden』について

1曲目の「Call station in space.」は、曲というより “mood”を大切に制作しました。

2曲目の「Zentorno」は名前の由来通りをイメージして制作しました。よく聴いてみると頭の周りを360°回ってるように聴こえるところだったり、自分はtrapよりR&Bやmellowな感じが好きなので、この曲は個人的に1番気に入ってますね。

3曲目の「SUCK IT UP」に★がつく(Apple Musicにおいて、そのアーティストの人気の高い楽曲に★がつく)のは予想通りでした。

4曲目の「3.85」は自分が思ったより好評で、この曲を通してつながれた人が多くてびっくりでした。最初は「3.85」じゃなくて別の曲を入れようと思ってたのですが、この曲をセレクトして正解でした。

5曲目の「Lucy」は半年くらい前に制作してたものなのですが、オートチューンを使ってる楽曲だしどうしようか迷ってたのですが、EPのバランスとしてあってもいいかなということで収録しました。

『eden』 各配信ストア : https://linkco.re/vZ8E5qY7

 
まだこの1st EPしか出せてなくて、これからどんどんEPリリースや制作スピードをあげていくつもりです。

 
——楽曲の制作はどのようにされていますか?

基本的に作品は姫路のHLGB STUDIOで制作しています。

 

 
楽曲としては、リリック書くのはあまり早くない方で、しかも深夜になると急にぱっといい乗り方やリリックを思いついたりすることが多くて。なので曲制作するのはどうしても深夜が多くなりますね。あとフックやバースに関しては元から決めるのではなく、制作しながら変えることもあるし、けっこう柔軟かつ自由にやってます。

ビートに関しては、海外のトラックメーカーの方から貰ったり買うことが多いですね。

 
——vio moonさんはご自分のどういったあたりが強みや特徴だと感じていますか?

女性でラップっていうラップをごりごりにしてる人は少ないかなと思ってて。ラッパーはラッパーなんだし、女性とか男性関係なく、普通にラッパーとして同じポジションになりたいという気持ちは誰よりも強い気がします。

 
——どういったラッパー、アーテイストから影響を受けましたか?

「この人!」といった方はいないのですが、やっぱり自分とは考え方や環境が違う中で活動しているクリエイターのみなさんとお会いしたりお話を聞くと、影響を受けることは多いです。

 
——影響を受けた楽曲でいうと?

楽曲も色々考えてみたのですが絞りきれませんでした、すみません(笑)

 
——活動する上で大切にしていることはありますか?

音楽でもファッションでもそうなんですけど、基本的に人と同じことをしたり人と被るのが嫌なタイプなんです。だから、けっこう最近は乗り方より声を意識することが多いです。

最近は、リリックを考えてる時とか自分の中の乗り方が少なすぎて嫌になる事もあって、もっと音楽を聴くべきだなぁと痛感してます。

 
——スタンスに共感できるアーティストやラッパーは?

1番近い week dudusREMY FOOL は歳下にも関わらずすごい世界観を持っていて、言葉に表すのは難しいくらいなのですが、いつもすごく刺激を貰うことが多いです。

今年7月アタマから後半くらいまで東京にいて、たくさんのクリエイターの方とつながりを持たせて頂いたのですが、会った方皆さん自分を持っていてすごく刺激を与えて下さいましたし、素直に尊敬の意思を持つことが出来ました。

今後は、自分で完璧に満足出来る曲がまだ作れたことがないので、今はそれを作ることが目標です。

 
——今後のリリース予定は何かありますか?

8月後半に Minchanbaby さんと week dudus の3人でEPをリリースするのでチェックお願いいたします。

あと、9月にはまたEPをリリースする予定です!

 

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