芽田ぱに子 インタビュー |「距離の近い音楽でいたい」都会のOLがiPhoneで紡ぐハイクオリティなワンルームグッドミュージック【Who’s NXT】

2019.11.4


芽田ぱに子 インタビュー

東京を拠点に活動する新進気鋭のシンガーソングライター / トラックメイカー 芽田ぱに子。楽曲を主にiPhoneのGarageBandで制作し、都市生活に寄り添うリリックをチルなエレクトロR&Bサウンドが彩り、独自の “ワンルーム” な世界を展開。早くも関係者からの評価も高く、今後の動向に注目が集まっている。

Who’s NXT : A series of interviews with featured artists


芽田ぱに子

令和とともにiPhone片手に楽曲制作を開始したその辺にいるOL。軽いおつまみのように聴ける音楽を目指し鋭意制作中。

 
——まず、芽田ぱに子さんが音楽に興味を持ったきっかけを教えてください。

父親がジャズバンドでベースを弾いていたことや、祖父もロックンロールバンドを組んでいたこと、母が音楽好きだったので車の中でいろんな音楽(主にJ-POPや洋楽POP)を聴いていたこと、これら3つからかなと思います。昔、祖父の家の敷地内にプレハブがあり、こそこそと一人で入っては歌ったり踊ったりしていました。

 
——自ら音楽活動をやることになった経緯というのは?

バンドが好きでずっと聴いていたので、「高校生になったら絶対にバンドを組むぞ〜!」と思っていて、念願叶って高校のクラスメイトとバンドを組み始めたのが一番最初のきっかけです。オリジナル楽曲なども作っており、私は楽器が弾けないので歌メロを永遠に作っていて(これが結構楽しかった)。その後、私が東京に出てきてから集まれなくなってしまったのでバンドはなくなってしまったのですが… なんとなく音楽は生活の一部にしておきたいなという気持ちはずっとあって。一年前くらいにトラックメーカーという言葉を知って、一人での作曲に興味が湧いたので令和が始まるタイミングではじめてみました!

 
——現在の活動拠点はどこになりますか?

東京です。まだ特にライブなどの活動はしていませんが、楽曲ができたらネットにアップしている感じです。来年の3月中にひょんなことから関西に移住をする計画を企てています。

 
——最新作とその聴きどころやテーマを教えてください。

今年の9月にAno(t)raksさんからEP『#402』をリリースしました。テーマは “都会で暮らすOLのなんでもない暮らし” といったところでしょうか。私の日常そのまんまって感じで少し恥ずかしいです(笑)。繰り返しのような生活の中で、いつもなら埋もれてしまうようなことを考えながら書きました。楽曲説明に関してはブログに書きましたのでよろしければご覧ください(https://medapanic.hateblo.jp/entry/2019/09/10/221326)。


芽田ぱに子 インタビュー

EP『#402』 各配信ストア : https://linkco.re/SRm5e8Zh

 
——これまででイチオシの楽曲をあげるなら?

イチオシって言われると難しいですが、EPにも収録している「HIGH BALL BABY」は、私自身一番好きなお酒について歌っているので、自分でもたまに聴いてます。楽しみな予定が多い週末に向けて、大変だけど楽しみに一週間がんばろうみたいな曲です。楽曲制作中ももちろん飲んでいました。ハイボールは最高です。

 
——楽曲の制作はどのようにされていますか?

サンプルをひたすら聴いて、とっかかりが得られたら曲の大枠を作成します。家で大枠が完成したら通勤時間や待ち時間などで飾りをつけていくみたいな感じです。私はiPhoneで制作しているのですが、割といつでもどこでも作曲できるのがとてもいいです。

 
——まだ芽田ぱに子さんを知らない人にその特徴を伝えるなら?

ご近所のワンルーム的な音楽をお届けします、という感じでしょうか。2分30秒くらいの曲が多いので、カップラーメンが出来上がるまでだったり、帰ってきてからお酒を用意する時間だったりに、1曲いかがでしょうか!

 
——芽田ぱに子さんが影響を受けたアーティストを教えてください。

まずは、Tommy february6さんです。小さい頃一番聴いてたんじゃないかなと思います。音楽が大好きになったきっかけもTommyさんだったかもしれません。楽しい!可愛い!踊れる!ポジティブな気分になれる気分が多くて大好きです。トラックのサウンドもかなり好きです。きっと無意識に影響されていると思います。

他には、VaVaさんにも影響を受けました。一年前くらいにライブを拝見させていただいて、超楽しくてすっかり好きになってしまったんですが、そこからかなりハマって聴き込んだり調べたりしていたんです。ご本人も音楽制作をされたきっかけであると語られている某楽曲制作企画を見ていて、DTM楽しそうだし、とても気軽に音楽ができそう!と私自身もきっかけにさせてもらいました。

これはアーティストではなく…。ゲームが好きでよくやっていたのですが、塊魂のサウンドトラックはめちゃくちゃ聴いてました。ハッピーで心地よいサウンドが揃っていて、かつちょっとくすっと出来るようなLyricなどで元気が出ます。こんな音楽を目指していきたいなあと素直に思います。

 
——音楽活動をするにあたって特別に何か意識していることはありますか?

まだ始めたばかりで、私の音楽はズバリこれ!みたいなのはまだ模索中です。言うとすれば、気楽に聴ける音楽、なるべくポジティブ、生活感。こんな感じでしょうか。距離の近い音楽でいたいみたいなところはあります。少しだけ楽しい気分になったり、和んでもらえたらとても嬉しいと思います。

 
——現在の音楽を取り巻く環境についてはどのようにお考えですか?

昔よりもかなり気軽に、やろうと思えばいつでも音楽活動が始められる機会が増えている気がします。私もiPhoneのGarageBandで制作していますが、お恥ずかしながら楽器も弾けませんし、音楽知識もないに等しいです。始めるまでは作曲なんて絶対無理だと思っていましたし、今でも曲が完成するたびに、作れちゃったな…と少しびっくりします。いつも使っているスマホで音楽制作までできるなんて、テクノロジーってすごい!なんて便利な時代なんだろうと。それに楽曲が完成すればボタン(?)一つでネットにアップロードできますし、国内だけでなく海外の方にも聴いてもらえる。それってすごいなあと思うんです。意外と音楽活動をしている方もものすごく多くて。DTMってかなり孤独なので、ネット上で音楽を通して交友関係が広がるのもとても嬉しいです。いい時代だ…

 
——今後の活動の展望や予定は?

今はとにかく経験を積みたいです。楽曲制作はもちろん、楽器を練習したり、誰かと共同制作してみたり、ライブをしてみたりとか。音楽で出来ることを増やしていきたいです。

 
——最後にメッセージを。

これからどんどん活動の幅を増やしていきます!成長過程を見守ってくださると嬉しいです。今は狭いワンルームの中から、いつかみなさんにお会いできる日を楽しみにしています。ハイボールで乾杯しましょう!!

 

芽田ぱに子
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