SHUN インタビュー |「音楽はもちろん全体的に『本気で遊ぶ』ことをテーマにしている」“東のギャルチューンマスター”の異名を持つ注目のDeejay【Who’s NXT】

2019.11.22


SHUN インタビュー

埼玉・越谷出身のReggae Deejay SHUN。「東のギャルチューンマスター」の異名の通り、そのギャルチューンのクオリティは高く評価されており、またそれだけでなくコンシャスチューンもハードなスタイルも難なくこなし、シニカル/コミカル問わない柔軟なアプローチと磨き上げられたポップセンスで幅広いサウンドを表現。ダンスレゲエホールシーンの次世代を背負うアーティストとして注目が集まっている。

Who’s NXT : A series of interviews with featured artists


SHUN(シュン)

埼玉県の越谷出身、1993年生まれの25歳。

18歳からDeejayをはじめ、以降AK-MOVEMENTの一員として様々なところでLIVEを行っている。

 
——まず最初に音楽に興味を持ったきっかけを教えてください。

根本的にはオレンジレンジとかから、音楽そのものに興味を持ちました。その後、湘南乃風を通してReggaeというものを知りました。

 
——自ら音楽をやることになった経緯というのは?

当時、ENT DEAL LEAGUEのKEN-Uさんがやっていた、224 EASTというセレクトショップがあって、ある日、友人と遊びに行ったところ、憧れていたMICKY RICHさんがちょうどお店にいたんです。そのときの友人がセレクター的なことをしていて、MICKYさんと話が盛り上がっているのが羨ましくて…「自分はDeejayやります!!」と言ったのがきっかけです。

 
——現在はどの辺りを中心に活動していますか?

関東、特に都内や地元の埼玉のDancehall Reggaeシーンを中心に全国様々なところにも呼んでいただいています。

 
——最新作とその聴きどころを教えてください。

11月22日に2nd albumを、『PYROMANIA』(配信版)、『PYROMNIA 2.0』(Web Store/LIVE会場限定CD)の2タイトル同時リリースというカタチでリリースします。2タイトルで合計25曲となっていて、配信版の中から3曲が11月6日から先行で配信されています。

その3曲について、まず「興味ない」はRiddimへのアプローチの仕方や、音楽をやる上でのスタンスを落としこんだ曲なので、そのあたりに注目して聴いていただきたいです。

「ADDICTED」っていう曲は、AK-MOVEMENTのBeat Maker、TOMI-OさんのRiddimが爆発していますね。元は、EDMで好きな曲があって、そのニュアンスを取り入れようと思っていたのですが、更にいい方向に進化したと思います。

そして「FLY」は、1st albumに収録されている「180」という曲の延長線上にある曲です。自分の音域も、TOMI-OさんのRiddimも以前より研ぎ澄まされていると感じます。リリックの部分では、来ている人にしっかりと伝わるように、作文にならないように意識したので世界観全体を聴いてほしいです。

SHUN – FLY


SHUN インタビュー

『PYROMANIA』 各配信ストア : https://lnk.to/SHUN_PYROMANIA

 
——他にSHUNさんを知る上で、おすすめの作品をあげるなら?

「本気で遊ぶ」っていうちょうど1年位前に出した曲があって、この曲はわかりやすさが特徴だと思います。個人的には、初めて日本語のみでフックを書いた曲で、その後のリリック制作の転機になった感じはあります。45〜DUBまで、色々なところでプレイしていただけているので気になったら、是非聴いてもらって一緒に本気で遊びましょう!!

SHUN – 本気で遊ぶ

「本気で遊ぶ」 各配信ストア : https://linkco.re/Cg6Ff6Z7

 
他には「誰にも言えない」という曲ですね。テーマがテーマなので、反応が最初は不安だったのですが、初めてiTunesで初登場1位を獲得できた曲なので、嬉しかったです。この曲も、わかりやすさをイメージしました。はしゃぐタイプの曲ではないですが、現場でじっくり聴いてもらいたいです。

SHUN – 誰にも言えない

「誰にも言えない」 各配信ストア : https://lnk.to/Darenimoienai

 
——楽曲の制作はどのようにされていますか?

AK-MOVEMENTのスタジオが近い距離にあるので、最低でも週1回はTOMI-Oさんとスタジオで曲を作っています。自分が45に載せて書いてくることもあれば、TOMI-OさんのRiddimが先行のケースもあります。まずは、通して楽曲を制作した上でTOMI-Oさんと話し合って最終的な方向性を決めて、完成させていきます。もちろん、全曲が世に出るわけではないですが今も絶えず新曲を作っています。集中できるいい環境が整っていると思います。

 
——まだSHUNさんを知らない人に、その特徴を伝えるなら?

「がんばれ」とかそう言うことは歌わないですね…多分聴いてくれている人のほうがしっかりしていると思うし(笑)。

自分が影響を受けている音楽は柔軟に取り入れているので、メロディーラインは差別化できているかなと思います。リリックに関しては「歌詞」なのでちゃんと「詞」になるようにただ、韻を踏むだけ、誰でも歌える「作文」にはならないように気をつけています。

 
——SHUNさんはどういったアーティストに影響を受けましたか?

ENT DEAL LEAGUEとTERRY THE AKI-06、NORIKIYOです。

ENT DEAL LEAGUEは、ただただ、ひたすらかっこよかったですね。Party Hard Tuesdayは、自分のDancehallのルーツでもあるし、その当時の現行の音や流行を3人がそれぞれ異なる個性で表現しているところなど…学ぶことだらけです。

TERRY THE AKI-06は、最近になって、改めて偉大さを実感します。関西のシーンへの影響力であったり、HIP HOP/Reggaeのクロスオーバーの先駆けであったり…自分は後追いなので、リアルタイムで経験をしたかったです。

NORIKIYOは、そのスタンス、楽曲制作のペース、LIVEの見せ方…様々な面で影響を受けています。言うこと無しです。

 
——楽曲でいうとどういった曲になりますか?

ENT DEAL LEAGUE – HONEY

今も、ギャルチューンで一番かっこいいです。

 
TERRY THE AKI-06 – ハイである我輩らが剥いでやる(feat. 22 & GAZZILA)

草ネタが少ないのに、随所にちりばめられていたり、リリックとかHip Hop/Reaageのバランスが最高です。

 
NORIKIYO – Go So Far

リリース当時の現行のUS感であったり、曲の中で語っている目標であったり、音楽をやる上で影響を確実に受けています。

 
——音楽活動をする中で、何か特に意識していることはありますか?

そうですね…音楽的にだけじゃなくて、全体的に「本気で遊ぶ」って言うことをテーマにしています。

あとは、現行の海外の様々なミュージックを柔軟に取り入れてそれをいかに「日本語ダンスホール」という枠に落としこんでいくか、ということは重視しています。その中でリリックに多様性を持たせることはこだわっています。TOMI-OさんのRiddim自体も常に同じ視点で作られていると思います。

 
——シーンについて

Reggaeって言う言葉は知っていても…「夏」とか「ゆったりしている」というイメージをもたれているところは覆したいです。あとは「ダサかっこいい」っていう言葉でReggaeを表現されることも好きではないですね。「かっこいい」でいいのではないか?と思います。

それ以外に、特定の何かに憤っているとか、物申したいという感覚はないです。人それぞれだし、自分たちは自分たちの信じるかっこいいものをやっているので。

 
——今後の活動の展望や予定は?

先ほどもありましたが、11月22日に『PYROMANIA』(配信版)、『PYROMANIA 2.0』(web store/LIVE会場限定CD)の2タイトルを同時にリリースします。それぞれまったく異なる内容になっているので、2タイトルでひとつのアルバムだと思ってもらえると嬉しいです。そして、そのアルバムのリリース記念ワンマンを12月1日に渋谷R-Lounge 6Fで行います。その後は、日本全国をツアーでまわる予定です。

 
——最後にメッセージを

重ねてになってしまいますが、11月22日にアルバムが出て、12月1日にワンマンを行います。リリースツアーなどで全国をまわらさせてもらいますので、少しでも興味を持ってくれたら、是非LIVEに足を運んでください。

個人としても、AK-MOVEMENTとしてもリリースは今後も続くので、SNSなどもチェックしてもらえるとありがたいです。お会いできたときは、一緒に本気で遊びましょう!!

 

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