bud&harbor(バドアンドハーバー) インタビュー |「ほそくながく、頑張りすぎず、ほどよく尖る」【Who’s NXT】

2019.11.14


bud&harbor インタビュー

京都、大阪を拠点に活動する3ピースバンド bud&harbor。先日、京都発信の音楽レーベルbud musicより初の音源となる1st EP『SIRANUI EP』を9月にリリース。憂いを帯びつつ爽やかさも感じさせるメロディーとシンプルでいて深みのあるグルーヴが織りなすそのサウンドは、HOLIDAY! RECORDSやFLAKE RECORDSといった目利きのショップからの評価も高く、俄に注目を集めている。

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bud&harbor (バドアンドハーバー)

2018年に結成。下田仁(Gt&Vo)、鈴木悠平(Ba)、金崎由名来(Dr)による3ピースバンド。

 
——まず、みなさんそれぞれ音楽に興味を持ったきっかけを教えてください。

下田 : 小さな頃から両親の影響で様々な音楽は聴いてましたが、自ら積極的にいろんな音楽を探すようになったのは中学生の時にLOVE PSYCHEDELICOを聴いてからです。

鈴木 : 中学の時に1週間だけホームステイしたイギリスでギターを触らせてもらったのが楽しくて。そこからです。

金崎 : 僕は中学生の時にMr.Childrenにハマったことがきっかけですね。

 
——bud&harborはどのような経緯で結成されたんですか?

金崎 : 僕が元々の友人である鈴木に声をかけギタリストを探していたところ、5年以上会っていなかった顔見知り程度の下田の存在を思い出してなんとなく誘ってみて、フワッと結成した結果今に至ります。

 
——現在はどの辺りを中心に活動していますか?

金崎 : 主に大阪と京都をベースに活動しています。

 
——最新作とその聴きどころをご紹介ください。

下田 : 1st EP『SIRANUI EP』を2019年9月12日にbud musicよりリリースしました。これはレコーディングとマスタリングエンジニアにトクマルシューゴやLOSTAGEなどの仕事でも知られている岩谷啓士郎さんを迎えて制作しました。

曲別に解説すると、M1「トーン」はシンプルなファンク・ソウル・R&B系のリズムセクションにパンチのあるギターリフが印象的なイントロと、終盤のダンスビートと凝りに凝ったコード進行はエモくなること間違い無しだと思います。

M2「ロウ」は、哀愁漂い美しく儚く力強い楽曲です。どんな景色もセピア色にしてみせます。

M3「null」、I am ギタリスト by 下田仁。

M4「SIRANUI」は、シンセベースとなによりも美しいメロディが光る一曲です。僕が作曲しているのですが、意外にも他のメンバー2人が「海が見える。」と言ったのでSIRANUIと名付けられました。


bud&harbor(バドアンドハーバー) インタビュー

 
——楽曲の制作はどのようにされていますか?

金崎 : 下田が弾き語り音源を他のメンバーに送って、言葉でのイメージ共有をしてからセッションを重ねて作ることがほとんどです。

 
——bud&harborのみなさんが影響を受けたアーティストは?

全員 : Red Hot Chili Peppersです。

下田 : 僕のギターを始めたきっかけです。最初はとにかくカッコよくて何がギターで何がベースなのかもよく分からなかったけど、とにかく魂が震えたのを覚えています。

鈴木 : 爆発的でフリーキーなところに音楽の楽しさを教えてもらったと思っています。ギターからベースに転向したきっかけでもあります。

金崎 : 高校生の頃レッチリのコピーバンドをしてまして、全員で完コピをしていました。しかもライブ盤のコピー。(笑) 当たり前ですが最初のジャムセッション部分も完コピしてライブでやってました。なので僕はほぼレッチリです。

 
——また楽曲でいうと、みなさんどういった曲に影響を受けましたか?

下田 :

Enya – Orinoco Flow

母親がずっと流してたので小さな頃から歌ってました。

 
The Eagles – Desperado

とにかく初めて聴いた時から心に残っているメロディです。歌詞を家庭教師の先生と和訳したことがあります。

 
The Doobie Brothers – China Grove

小さい頃、車で父親に「これがギターの音だ」とエレキギターの音をエレキギターとして聞いた初めての曲

 
鈴木 :

TOWER OF POWER – Credit

ファンク、ディスコが大好きなのですが、この曲のシャッフルのニュアンスが出せなさすぎて個人的に一生悩ませてくる一曲です。

 
でんぱ組.inc – WWDBEST

バンドもせず普段の生活もグダグダやった時期にまだまだやれる気にしてくれた曲。集大成でスタート地点な一曲。

 
金崎 :

Mr.Children – himawari

一時期音楽から離れていましたが、また音楽をやりたいバンドがしたいと思わせてくれた楽曲。その後bud&harborを始めました。

 
——みなさんが音楽活動をするにあたって、何か特別に意識していることはありますか?

下田 : ほそくながく。頑張りすぎない。

鈴木 : ほそくながく。程よく尖る。

金崎 : ほそくながく。頑張りすぎない。

 
——音楽的な影響の他、スタンスなどにおいて共感、リスペクトするアーティストはいますか?

下田 : ペトロールズ、TENDRE、LOVE PSYCHEDELICOとRed Hot Chili Peppersは特別尊敬してます。

 
——現在の音楽を取り巻く状況について何か感じることはありますか?

下田 : サブスクもっと普及してほしい!!

 
——今後の活動の展望や予定は?

鈴木 : 2020年1月26日に大阪で『SIRANUI EP』のリリースパーティーを開催します。来年以降はサーキットライブやフェスなど大きい舞台への出演も狙っていきたいです。


bud&harbor(バドアンドハーバー)

 
——最後にメッセージを。

金崎 : ライブ会場と通販限定で販売していた『SIRANUI EP』から「トーン」と「ロウ」という曲をデジタル解禁しましたので是非聴いてみてください。CDの方にはそれ以外にも2曲入っているので気に入ったらライブ会場で手に取ってみてください。

『SIRANUI EP』収録 「トーン」、「ロウ」 各配信ストア : https://linkco.re/EEHhTaVd

 

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