【Interview】YRD Leo × Dex Filmz ― 新曲「Young Rich Drama」について

2020.3.19


【Interview】YRD Leo × Dex Filmz | 新曲「Young Rich Drama」について

大阪のニューフェイスラッパー・YRD Leoが、先日4ヶ月ぶりとなるニューシングル「Young Rich Drama」のMusic VideoをDex FilmzのYouTubeチャンネルにて公開しました(同曲は3月19日に各ストリーミングサービスでもリリース)。前作のシングル「Model」のMVもDex Filmzとタッグを組んで制作され、そちらもすでに22万回以上再生されるなど話題を呼んでいます。今回はそんなYRD LeoとDex Filmzに話をうかがってみました。

取材・制作 : Coming Freshers
写真 : cyallis(River Sound Motel)


【Interview】YRD Leo × Dex Filmz | 新曲「Young Rich Drama」について

——以前Coming Freshersで一緒に「shout」を制作したけど、実際がっつり話すのは初めてですよね?

YRD Leo : そうですね、僕は大阪でCSCALE君は東京、ビートメーカーのTaxon君はオーストラリアだったし(笑)。

——たしかに(笑)。すごい遠隔だったけど「やろう!」ってなって1ヶ月くらいで全部できたよね!まさか数ヶ月前にカッコイイなと思ったアーティストと曲作るとは思わなかったです。

YRD Leo : 僕もサンクラでCSCALE君めっちゃ聴いてて、一緒にやれて嬉しかったです。

——みんな同じバイブスだったし、あの時間こそComingでFreshな感じだったと思う。ああいうのめちゃめちゃいいなと思いました!

——じゃあまずYRD Leoについて知らない人もいると思うんで、改めて自己紹介からお願いします。

YRD Leo : 大阪府中央区出身です。その地元はアメ村とかの近くで、けっこう都会の方なんですけど、自分の周りにラップしてる子とかはあまりいない感じで育ちました。

——名前にも付いている、YRDってクルーとかなんですか?

YRD Leo : いえ、完全に僕一人です。

——ちなみにYRDはどこからきてるんですか?

YRD Leo : これは完全にパロディで、YBNからとりました(笑)。

——去年の春あたりに「Fa99 $a9a」がリリースされて、YRD Leoって急に出てきたなって感じが個人的にはしたんですけど、前から音楽やラップをやってたんですか?

YRD Leo : 去年の4月からラップを始めて、その1ヶ月後には「Fa99 $a9a」のMVを出しました。僕はやるんだったらちゃんとやりたいタイプなんで、MVもしっかりした映像を撮れる人をすぐ探して作りました。

——もともとヒップホップ好きだったんですか?

YRD Leo : 好きでしたね。でも、ヒップホップには偏ってはなくて、実はロックとかも好きで(笑)。

——そうなんですね、イメージになかったです。ロック詳しくないんですが、誰が好きだったんですか?

YRD Leo : 踊ってばかりの国とか好きで、よくライブにも行ってました。

——どの曲が特に好きですか?

YRD Leo : 「シャクナゲ」って曲とか好きですね。

——チェックしてみます!ちなみにクラブにはあまり行かなかった?

YRD Leo : そうですね、僕お酒も全然のめないですしガヤガヤした所もあまり得意じゃないんで……でも本当に音楽めっちゃ好きで。僕、大学生なんですけどDJをやるってなった時に、同じ大学のDJしてる人にまぁまぁクラブで回してるのがおるって聞いて、速攻でDMしました(笑)。それで彼と遊んでる時に「ラップしてみいや」ってなってラップはじめて、その彼が今のバックDJのSnyderです。


【Interview】YRD Leo × Dex Filmz | 新曲「Young Rich Drama」について

——少し話が変わるんですけど「Fa99 $a9a」を出してから、少し期間があいて2曲目の「Model」のMVがDex Filmzから公開されて、だいぶガラッとイメージが変わったなと思ったんですが、それは心境の変化?

YRD Leo : なんか他のラッパーの方とかアーティストの方って「コレ!」っていう世界観があるじゃないですか、ゆるがないものというか。俺はこのスタンスを崩さないとか、TrapならTrapをずっとやり続けたいとか。でも僕の場合その時聴く音楽で自分のやりたい音楽も変わるんですよ。

——なるほど。自分もLeo君って歌も歌えるんだとギャップをすごく感じました。曲を作る上で、Leo君は影響を受けたりしますか?

YRD Leo : そうですね、憧れデカいと思います。「僕もこういう曲作りたい!」ってなるタイプ。あと、ずっと激しめの曲だけだったら面白くないなとかは考えます。例えばライブのセットリストやEPの曲が全部激しかったら聴いてて疲れるよなと思うし、一回ここで曲調の変わったメロディアスな曲も作ってみたいと思ってできたのが「Model」です。

——「Model」はラブソングだと思うんですけど、あれって実話ですか?

YRD Leo : 彼女がいて、半分は本当のことで今の立場的に書けることは書きました。あとの半分は想像で。

——「Model」はMVをDex Filmzが制作して、さらにDex FilmzのYouTubeチャンネルから公開しているけど、どうしてDex Filmzから出そうと思ったんですか?

YRD Leo : 僕、曲を作るのにけっこう時間かかるんです。長いと3ヶ月くらいかかるときもあって。僕的には中途半端なものを5曲作るくらいだったら、こだわった1曲を作りたいっていう方なので。それで「Model」の時も作るのにけっこう時間がかかったんですけど、できた時に「これはヤバいもん作ってしまったわー、絶対伸びる」って自分でも思って(笑)。でもそんな会心の出来の曲でも、仮にMVを撮ったとして自分のチャンネルからアップしても見つけられるのにも時間かかりそうだったし、そこまで見られない可能性もあるなと思って。それで、Dex Filmzとやれればいいなと。


【Interview】YRD Leo × Dex Filmz | 新曲「Young Rich Drama」について

——Dex Filmzのことは前から知っていたんですか?

YRD Leo : 大阪でラップするにあたって、YouTubeを開いたらおすすめに必ずDex Filmzは出てくるんで前から知っていました。カメラマンの友達もDex Filmzはめちゃめちゃ良いって言ってたし。あと、MV出すなら出身の大阪と関係するところから出したいっていう気持ちもあったんで、自分でDMして依頼させていただいて。それからDex FilmzのTsuruさんとお会いして「Model」を聴いてもらったら「すごく良い!!これほんまに伸びる」って言っていただいて、もう全てお任せしました。

——そこからすぐMVは撮った感じですか?

YRD Leo : そうですね、2週間後とかにはもう撮影してました。

——Dex FilmzからMVを公開して、やっぱり変化はありましたか?

YRD Leo : めっちゃ変わりましたね。まずSNSのフォロワーがすごい増えたし、ライブにも呼ばれるようになって。ライブに僕を見に来てくれる人もでてきたり、クラブでも声をかけられるようになって、本当に周りのからの反応が変わりました。で、次も絶対Dex FilmzからMV出そうって改めて決めました。

——そして、その言葉通り先日Dex Filmzから新曲「Young Rich Drama」のMVがアップされて、すぐチェックしたんですけど、このMVはLeo君のイメージで作ってるんですか?それともDex Filmzが全部ディレクションしている?

YRD Leo : Dex Filmzに全部決めてもらって作った感じです。

——「Model」の時に比べて今回はさらにストーリー性を感じました。

YRD Leo : 「Model」の時よりカットも多かったですしね。ロケはホールを借りたり、アメ村の街中でも撮影したり、大正区っていう埋め立て地で夕日をバックにして撮ったり。全体的に映画のワンシーンみたいな感じで。「映画みたい!」っていうコメントももらったりして、そういうのが伝わってて嬉しかったです。

——改めて「Young Rich Drama」はどんな曲ですか?

YRD Leo : 僕の名前にもYRDってつけてるんで、代表曲にしたいと思ってる曲です。この曲の内容もほとんど想像なんですけど、歌詞もMVのコメントのところに載ってるんで見ていただけたらって感じで(笑)。あとは、とにかくもっと頑張りたい、上に行きたいっていう気持ちも込めてます。サウンドでいうと、「Model」よりも、さらにヒップホップの要素は抜けたと思います。作ってる時はメロディアスな感じになるようずっと意識していました。

——これからはもうYRD Leoとして今までのような激しい感じのラップはやらない?

YRD Leo : そういうわけではないです。ラップもまたこれからどんどんやりたいですし。ただ、今のモードは時間をかけてメロディを作るのが楽しい時期なんだと思います。あとシーンもそっちに寄ってる気がするんで、だから振り切ったろかなって(笑)。ただ長い曲は好きじゃないんで、基本自分の曲は2分くらいっていうのは決めてます。そのあたりはヒップホップの要素だと思うし。

——曲はいつもどうやって作っていますか?

YRD Leo : 鼻歌で作って、歌詞を当てはめていって作ってます。けっこう自由なやり方で。「Model」なんかはヒップホップなのかと言われたら、自分でもどうなのかなと思うぐらいだし。韻も踏んでないですから。

——リリックを書く時に何か意識していることはありますか?

YRD Leo : いやーリリックを書くのは感覚ですね、ちょっと安っぽい言い方になっちゃいますけど。極端な話、チャリ漕ぎながら鼻歌で作ってたりもするので(笑)。それで「いいのできた!」ってなったらチャリを止めてボイスレコーダーに入れて、最終的に全部聞き直して気になるところを直したりっていう感じで。

——これから共作したい人はいますか?

YRD Leo : 女性のシンガーさんとコラボできたらいいなと思っています。あと金沢のAMBR君は感覚が似てて、すごくリスペクトしてますし、Lunv Loyalさんともいつか一緒にやりたいです。他にも、クラッシックでゴリゴリなヒップホップな人ともコラボしたいし、とにかく幅広く色んな人と作れたら面白いなと思っています。
 


※ここからはDex Filmzさんへ質問させていただきました。


【Interview】YRD Leo × Dex Filmz | 新曲「Young Rich Drama」について

——YRD Leoを知ったきっかけは?

Dex Filmz : Dex Filmzに撮影依頼のメッセージをもらって、それで知りました。前作の「Model」を撮った時ですね。

——その時どう思いましたか?

Dex Filmz : 今までにいない感じがしたし、単純に曲が良いなと思いました。

——今回の新曲「Young Rich Drama」を聴いてどう感じましたか?

Dex Filmz : 今回もいいなー!って感じです(笑)。こっちもやる気になりましたね。

——「Young Rich Drama」のMusic Videoについては曲を聴いてすぐイメージできましたか?

Dex Filmz :曲を何回も聴いていて、とある朝方に急にイメージが浮かんできました。前作の「Model」とはガラッと変えたいというのは最初から決めていました。
 

——今後YRD Leoとやってみたいことはありますか?

Dex Filmz : がっつりセットを組んでやってみたりしたいですね!とりあえずまた良い曲を待っています(笑)。

——最後にMVの制作者として、「Young Rich Drama」はどんな風に聴いてほしいですか?

Dex Filmz : ヒップホップの枠にとらわれず、1つの音楽として幅広い人たちに聴いていただきたいです。これからもYRD Leo、Dex Filmz、それぞれよろしくお願いします!


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