月本一史、「レンダ・デ・ギタリスタス ~ギタリスタ列伝」を配信開始
月本一史が「レンダ・デ・ギタリスタス ~ギタリスタ列伝」を配信開始
月本一史の「レンダ・デ・ギタリスタス ~ギタリスタ列伝」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Meditando」「Fado Ciganita」「Fado das Berlengas」「Nocturno」「春爛漫」「Nostalgia」「フレイタスのショーロ」「Corridinho Farense」「Guitarra Triste」「ホ調の変奏曲」を含む全14曲となっている。
(以下、CD版説明文より引用 ※ライナーノーツと幕間曲はCD版のみの特典です) 伝説のポルトガル・ギター奏者8人を 日本人演奏家月本一史が真摯にトリビュート! 久しぶりにライス・レコードから国内録音の新作アルバムが登場することになりました。今回はこれまでライス・レコードのファド作品の解説執筆などを担当されてきたことでお馴染みのギターラ(ポルトガル・ギター)奏者、月本一史が自身のソロ・アルバムを制作。これがこれまでに類を見ない、実にユニークなギターラ・アルバムとなりました。 1978年生まれの月本一史は大阪府出身。日本人グループ“マリオネット”の音楽をきっかけにギターラ演奏に興味を持つようになった彼は、ポルトガルへ留学し著名な演奏家であるアントーニオ・パレイラに師事、主に古典ファドの演奏などを学びました。帰国後は演奏活動のほか、日本初となる教則用の書籍やDVDをリリースするなどギターラ演奏家の育成にも力を注ぎ、またwebラジオ『ファドの時間』やポルトガル関連のイヴェントを立ち上げ、〈リスボン市立ファド博物館公認アンバサダー〉としての啓蒙活動にも勤しんできました。 その月本がソロとして10数年ぶりに制作したのが本作『レンダ・デ・ギタリスタス~ギタリスタ列伝』でした。ファドにおいて歌と器楽の曲の割合は99:1と言われるなどファドは基本的に「歌の音楽」ですが、ステージの合間などに演奏されるギターラのための器楽曲(=ギタラーダ)は、数少ないギターラ奏者にスポットを当てたものです。本作ではかつての名演奏家たちが取り上げていたギタラーダを、月本自身の演奏で再現するという画期的な試みを収録したアルバムです。〈ギターラの神様〉と呼ばれるアルマンディーニョをはじめ、ジャイメ・サントス、ジュゼー・ヌネス、ラウール・ネリィ…といった名ギタリスタたち8人の代表的レパートリを取り上げ、その歴史的な意義を込めてトリビュートしました。そしてヴィオラ(クラシック・ギター)だけが伴奏したシンプルな曲調のほか、複数台のギターラを重ねて音の広がりを聴かせる試みや、アコーディオンを加えショーロ風のアンサンブルを取り入れたものなど、非常にヴァラエティに富んだサウンドに仕上がっております。 さらに注目は、音楽評論家の関谷元子さんが本作のライナーノーツを担当されている点で、月本とのインタビュー形式からギターラ、そしてファドの魅力に迫り、また取り上げたギターラ奏者のプロフィールや楽曲の聴き所なども詳しく紹介するなど、本作の内容をより深く知ることができます。 国内制作でここまでギターラについて追求した作品は、かつて有りませんでした。ファド・ファンはもとより、全ての弦楽器ファン、そしてワールド・ミュージック・ファンにも注目して頂きたい力作です!
なお「レンダ・デ・ギタリスタス ~ギタリスタ列伝」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:レンダ・デ・ギタリスタス ~ギタリスタ列伝
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1: Meditando
月本一史
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2: Fado Ciganita
月本一史
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3: Fado das Berlengas
月本一史
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4: Nocturno
月本一史
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5: 春爛漫
月本一史
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6: Nostalgia
月本一史
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7: フレイタスのショーロ
月本一史
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8: Corridinho Farense
月本一史
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9: Guitarra Triste
月本一史
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10: ホ調の変奏曲
月本一史
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11: Caixinha de Música
月本一史
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12: イ短調の変奏曲
月本一史
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13: Noites de Lisboa
月本一史
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14: Confidências à Guitarra
月本一史
配信開始日:2023-04-06
ライス・レコード
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月本一史
ファドに関する卒論で大学卒業後、リスボン市立ファド博物館へ留学。 ファド博物館併設ギタリスタ(ポルトガルギター奏者)育成コースにてAntónio Parreiraに師事。 また、Casa do Fado ”Velho Pateo de Sant'Ana”でも師Parreiraの指導の下演奏建研を重ねながらFado Tradicional(古典ファド)を学ぶ。 帰国後、演奏活動を開始。その一方でギターラのメソッド作り、歌手と演奏家の育成、ファドに関する講演・講義にも力を入れ、2004年2月に日本初のギターラ教則本を上梓。 以後も頻繁にリスボンへ通い研究を進めつつ、日本での演奏、書籍や映像教則等の執筆・制作、CDのプロデュース、M.T.E.Cとしてコンサートイベント及びポルトガル文化複合イベントのプロデュースを行っている。 また、2014年には日本初となるファドのガイドブック及びアニメーションを制作した。 現地リスボンでも「古典をこれだけ古典らしく表現できる弾き手は希少である」と評価を受けている。 2016年、ポルトガルのファド文化行政を司るリスボン市立ファド博物館より指導・メソッド構築・コンサート企画等が「日本においてファド博物館と同じ機能を果たしている」と評価され、初の海外大使として日本ファド大使に任命された。 Associação Portuguesa dos Amigos do Fado(ポルトガルファド愛好会リスボン本部)正会員。 FM徳島「酒とジャズの日々」ファド解説員 2004年より朝日カルチャーセンター京都教室・中之島教室・新宿教室にて特別講座を担当
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