Dissecting Tableが「Rickety Machine」を配信開始
Dissecting Tableの「Rickety Machine」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Uncontrollable Torrent (Binaural Recording)」「Friction Coefficient (Binaural Recording)」「Noradrenalin (Binaural Recording)」「Absurd Life (Binaural Recording)」「Spectral Noise (Binaural Recording)」「In A Chamber Of Darkness (Binaural Recording)」「Uncontrollable Torrent (Line Recording)」「Friction Coefficient (Line Recording)」「Noradrenalin (Line Recording)」「Absurd Life (Line Recording)」を含む全12曲となっている。
このアルバムの1曲目から6曲目はバイノーラル録音で、7曲目から12曲目はライン録音です。ヘッドフォンで試聴するとバイノーラル録音の音像は頭外定位して、ライン録音の音像は頭内定位します。ヘッドフォンで試聴して立体音響をお楽しみください。2025年2月25日と26日に、24チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をバイノーラル録音しました。シンセサイザーシステムは、主に、コンピュータ、universal serial bus (USB) 接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。24チャンネルスピーカのスピーカユニットは、Fostex社のFE166NV2を用いています。スピーカの配置は、8つの前方のスピーカ、8つの後方のスピーカ及び、8つの左右のスピーカを横118cm、縦141cmの長方形を形成するように配置します。全てのスピーカユニットは内側に向けます。前方のスピーカは第1から第8のスピーカ、後方のスピーカは第9から第16のスピーカ、左側のスピーカは第17から第20のスピーカ、右側のスピーカは第21から第24のスピーカと呼ぶことにします。前方と後方のスピーカは、短辺の中点から左右対称に隣接して配置します。前方のスピーカは、右から順に第1から第8のスピーカと呼ぶことにします。第1と第8のスピーカは上辺の外側18㎝、第2と第7のスピーカは上辺の外側12cm、第3と第6のスピーカは上辺の外側6cm、第4と第5のスピーカは上辺に配置します。前方のスピーカは床から高さ60cmです。後方のスピーカも同じ方法で第9から第16のスピーカを配置します。後方のスピーカは床から高さ22.5cmです。左側のスピーカは、第17のスピーカを左辺の先頭、左辺の外側12㎝、床から高さ42.5cm、第18のスピーカを前から35cm、左辺の外側6cm、床から高さ36cm、第19のスピーカを前から70cm、左辺の上、床からの高さ29cm、第20のスピーカを前から105cm、左辺の外側6cm、床からの高さ24.5cmに配置します。右側のスピーカも同じ方法で第21から第24のスピーカを配置します。スピーカの配置は、従来に比べてスピーカの音源移動を行う際に発生するドプラー効果を考慮しています。ミキサーは、8つのスピーカの音源移動を行うことができます。USB接続デバイスから出力される制御信号をミキサーに入力して音源移動を制御します。24チャンネルスピーカのためミキサーは3つ用います。各8つのスピーカの音源移動の方法は異なります。録音のためにダミーヘッドマイクは、スピーカが形成する長方形の重心に置いた箱の上に配置します。箱は、縦21cm、横36cm、高さ29cmです。スピーカの配置を変更することにより、従来のバイノーラル録音に比べて左右の音量のバランスが改善されました。
なお「Rickety Machine」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Rickety Machine
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1:
Uncontrollable Torrent (Binaural Recording)
Dissecting Table
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2:
Friction Coefficient (Binaural Recording)
Dissecting Table
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3:
Noradrenalin (Binaural Recording)
Dissecting Table
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4:
Absurd Life (Binaural Recording)
Dissecting Table
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5:
Spectral Noise (Binaural Recording)
Dissecting Table
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6:
In A Chamber Of Darkness (Binaural Recording)
Dissecting Table
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7:
Uncontrollable Torrent (Line Recording)
Dissecting Table
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8:
Friction Coefficient (Line Recording)
Dissecting Table
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9:
Noradrenalin (Line Recording)
Dissecting Table
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10:
Absurd Life (Line Recording)
Dissecting Table
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11:
Spectral Noise (Line Recording)
Dissecting Table
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12:
In A Chamber Of Darkness (Line Recording)
Dissecting Table
配信開始日:2025-03-31
UPD organization
ジャンル:
インストゥメンタル /
エレクトロニック
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Dissecting Table
1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。
Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table