Burning Signが「初期衝動に勝るものなし」を配信開始
Burning Signの「初期衝動に勝るものなし」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「欲するところ」「未来の終わり」「Daily Life」「見えないもの」「呪縛の柱」「問答」「満たされない」「初期衝動に勝るものなし」となっている。
京都TOTAL HARDCORE、BURNING SIGNの約15年ぶりとなる待望の新作アルバム。混沌、揺らぎ、HATE、情熱、陰陽、ハードコアパンクのその先。強烈な自己矛盾をはらんだセルフアンサーともいえるタイトル。ジャケット、歌詞ブックレットすべてのデザインはSMDcrewのdaichang55。BACK YARD RECORDS第2弾リリース。
==========================================
京都TOTAL HARDCORE、BURNING SIGNが約15年ぶりとなる待望の新作アルバムを2023年BACK YARD RECORDSからリリース。
2008年東京のALCATRIZE RECORDSから1stアルバムリリース後、ジャンルの壁をぶちやぶるような活動スタンスで精力的に活動、徐々にマイペースな活動になりながらメンバーチェンジ、ギターが3人となり6人編成にて2016年に限定的な流通でプロモCDR (現在はBandcampにて配信) をリリース。その後、活動休止期間があったり近年はライブ活動も大阪、京都を中心にしているため、ベースのエロリン氏によるBACK YARD ZINE/BACK YARD RECORDS、企画、そして彼のキャラクターや、SMDcrewでの活動、メンバーが並行して活動するNODAYSOFF、RUNNERといったバンドと比べると関西地域以外ではその存在は謎めいたものの様になっていたように思う。
コンピへの参加、プロモ作のリリースなどはあったものの、アルバムとしては前作から15年ぶりとなる正に待望の新作となる、そしてこれはまた新たな狼煙。
結成当初からそのスタイルは確立していた、様々なハードコアを貪欲に吸収したまさにTOTAL HARDCOREスタイル、それを日本の京都という土地から放つ、1stデモは当時の衝撃とはまた違う衝撃を現在においても感じられるし、1stアルバムでは更なる凄まじきTOTAL HARDCOREを打ち出してきた、そこから世界中で様々な新たなHARDCOREが生まれ、発掘もされてきた中でそれらを吸収し初期からのスタイルをより深く、えぐりあげたところ、深くえぐっているのに最高のところまでに到達したのがこの新作だと思う。
プロモ作に収録されていた3曲含む8曲を収録した今作はプロモ作で見せたDARKな部分をより混沌させている、CHAOTIC、DARK METALIC、POWER VIOLENVE、EMO VIOLENVE、GRINDCORE~SLUDGE/DOOM等の要素、黒く、不穏で混沌とした様がこれまでよりも増幅し、轟音で迫り来る黒い音の壁、それを纏いながらも初期からのRAGINGで猛進するという部分はそのままというか、より鋭く、尖りまくっている、まるでCOLDに突き放してくるかのような感覚とそれでいて圧倒的な熱量を叩きつけてくる様は異様なバランス感覚だと思う、キラーでスリリングな刻み、切り裂くモッシュパートはSLUDGE/DOOMからの影響も色濃く感じさせるミドル、スローパートをより組み込んだことにより暴虐となり、不穏と混沌としたうねり、揺らぎ、全てを捻り潰し、粉砕する壮絶な破壊力、そして地獄に落ちていくような感覚はSLUDGE/DOOMのそれとBEATDOWN HARDCOREの腕が引きちぎれるレベルのモッシュピットへの誘いを感じる、そして楽曲の凄まじさもさることながら、ボーカルSHOJI氏の凄まじさ、日本語で強靭、猛烈に感情を叩きつけまくってくる様は圧倒的過ぎる存在感でBURNING SIGNがBURNING SIGNであるべきことをより証明する。
"HARDCORE"様々なスタイルが存在する、それは終わることのない破壊と構築、不変と変化で常に進化し続けてきた、そしてそこには様々な初期衝動が存在するんだと思う。
京都TOTAL HARDCOREとしてたどり着いたこの新たな世界観、このアルバムが各地で新たな初期衝動を生み、新しい"HARDCORE"を生み出すきっかけになることは間違いないと思う。
赤く燃え上がっていた炎は青く変化し、更に激しく燃え広がる、多くのモノが混在しながらもこれは紛れもなくPUREな"HARDCORE"であると言い切れる。
STILL BURNING 2023.
小野哲也 (RECORDSHOP DIGDIG)
==========================================
■Lyrics & Music by BURNING SIGN
■Recorded at M4II STUDIO and LM STUDIO
■Mixed and Mastered by Akira Inada (palm, PUMPKIN SNEAKERS)
なお「初期衝動に勝るものなし」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:初期衝動に勝るものなし
-
1:
欲するところ
Burning Sign
-
2:
未来の終わり
Burning Sign
-
3:
Daily Life
Burning Sign
-
4:
見えないもの
Burning Sign
-
5:
呪縛の柱
Burning Sign
-
6:
問答
Burning Sign
-
7:
満たされない
Burning Sign
-
8:
初期衝動に勝るものなし
Burning Sign
配信開始日:2024-05-02
Back Yard Records
ジャンル:
パンク /
ヘビーメタル /
ロック
配信ストア:
Amazon Music,
Amazon Music Free,
Amazon Music Unlimited,
animelo mix,
Apple Music,
auスマートパスプレミアムミュージック,
AWA,
Deezer,
dwango.jp,
dヒッツ powered by レコチョク,
dミュージック powered by レコチョク,
dミュージック powered by レコチョク ハイレゾ版,
e-onkyo music,
FLO,
iTunes Store,
JOOX,
K-POP Life,
KKBOX,
LINE MUSIC,
Melon,
mora,
mora ハイレゾ版,
Music Store powered by レコチョク,
Music Store powered by レコチョク ハイレゾ,
music.jp STORE,
music.jp STORE ハイレゾ版,
mysound,
NetEase,
oricon ME!,
OTORAKU -音・楽-,
OTOTOY,
OTOTOY ハイレゾ版,
Prime Music,
Rakuten Music,
SMART USEN,
Spotify,
Tencent,
TIDAL,
TikTok Music,
VIBE,
YouTube Music,
クラシル,
ビルボード公式(Billboard x dwango),
レコチョク,
レコチョク Best,
レコチョク ハイレゾ版
Burning Sign
Burning Signの他のリリース:Burning Sign