Dissecting Tableが「Antidote Action」を配信開始
Dissecting Tableの「Antidote Action」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Greed, Anger, And Ignorance (Line Recording)」「Mental Discrimination (Line Recording)」「War Between Good And Evil (Line Recording)」「Greed, Anger, And Ignorance (Binaural Recording)」「Mental Discrimination (Binaural Recording)」「War Between Good And Evil (Binaural Recording)」となっている。
この作品の1曲目から3曲目はライン録音です。4曲目から6曲目は、2025年11月23日に32チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をダミーヘッドマイクで録音しました。1曲目と4曲目、2曲目と5曲目及び、3曲目と6曲目は同じ曲です。是非、ヘッドフォンで試聴して音像定位の違いをお楽しみください。シンセサイザーシステムは、コンピュータ、universal serial bus (USB) オーディオインターフェイス、USB接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。32個のスピーカは、2025年10月9日にシステムを録音した時と同様の方法で配置しました。1曲目と4曲目のフィルタは、サレンキー回路、白色化フィルタ、バイカッド回路及び、状態変数フィルタを用いています。この曲を演奏するため、サレンキー回路の帰還回路を改善して更に、新しい状態変数フィルタを開発しました。2曲目と5曲目のフィルタは、複合型シンセサイザー、サレンキー回路及び、状態変数フィルタを用いています。このサレンキー回路は、1曲目と4曲目に用いたサレンキー回路とは異なります。3曲目と6曲目は、白色化フィルタ、バイカッド回路及び、状態変数フィルタを用いています。2曲目、3曲目、5曲目及び6曲目は、USB接続デバイスから出力されるpulse-width modulation (PWM) 信号に加えて、コンピュータでWaveform Audio File Formatファイルを再生します。この信号は、USBオーディオインターフェースとミキサーを経由して左右に配置した8つのスピーカから再生されます。PWM信号は、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ、ミキサーを経由して前後左右に配置した24のスピーカから再生されます。本システムは、オーディオも再生できるシンセサイザーシステムです。システムは、フィルタの改善と開発をすることで、従来よりも斬新な音響を作り出せるようになりました。
なお「Antidote Action」は、Apple Music、Spotify、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Antidote Action
-
1:
Greed, Anger, And Ignorance (Line Recording)
Dissecting Table
-
2:
Mental Discrimination (Line Recording)
Dissecting Table
-
3:
War Between Good And Evil (Line Recording)
Dissecting Table
-
4:
Greed, Anger, And Ignorance (Binaural Recording)
Dissecting Table
-
5:
Mental Discrimination (Binaural Recording)
Dissecting Table
-
6:
War Between Good And Evil (Binaural Recording)
Dissecting Table
配信開始日:2025-12-15
UPD organization
ジャンル:
エレクトロニック
配信ストア:
Amazon Music,
Amazon Music Free,
Amazon Music Unlimited,
animelo mix,
Apple Music,
auスマートパスプレミアムミュージック,
AWA,
CLUB ZION,
DE-LUXE,
Deezer,
dwango.jp,
dヒッツ powered by レコチョク,
dミュージック powered by レコチョク,
dミュージック powered by レコチョク ハイレゾ版,
genie,
iTunes Store,
JOOX,
K-POP Life,
KKBOX,
LINE MUSIC,
Melon,
mora,
mora ハイレゾ版,
Music Store powered by レコチョク,
Music Store powered by レコチョク ハイレゾ,
music.jp STORE,
music.jp STORE ハイレゾ版,
mysound,
NetEase,
oricon ME!,
OTORAKU -音・楽-,
OTOTOY,
OTOTOY ハイレゾ版,
Prime Music,
Qobuz,
Rakuten Music,
REGGAE ZION,
SMART USEN,
Spotify,
Tencent,
TIDAL,
VIBE,
YouTube Music,
クラシル,
ビルボード公式(Billboard x dwango),
レコチョク,
レコチョク ハイレゾ版
Dissecting Table
1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。
Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table