KINOKUNI、「BACK FUCK NUNBER」を配信開始
KINOKUNIが「BACK FUCK NUNBER」を配信開始
KINOKUNIの「BACK FUCK NUNBER」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Intro」「Pressure 15' (feat. REVERSE)」「Hello」「Brain Anatomy」「Bug Shot」「KAKUSHIN」「Ejaculation」「Interlude」「Sway Back」「Lotto」を含む全15曲となっている。
謎が多く地元の関係者にすら余り知られていない彼等の名は、SURRY、LESTA、KEN THE LOW、TB crane、KTMS、そして現代科学では禁忌の術、人体錬成から生み出されたC×××Kを加え、2015年頃に結成された新生KINOKUNI。(C×××Kは今作品を作り終えた頃に身体の一部に欠陥が生じ修復不可能となる。よって人体錬成MCの今後、復帰に至っては現段階では未定。) 和歌山の中でも特殊だと思われがちな御坊(彼らは何故かG.B.cityと呼ばれないと寂しげな顔をする。)の街中で、LABEL / STUDIO / SHOPを設立し、自分達が「多分…こういうので良いんじゃない?」と思えるHIPHOPを提示し始める。かつて紀乃國として活動していたSURRY曰く、「アレとは山下のせち焼きとまりちゃんのジルバぐらい味も雰囲気も全然違いますね。まず俺らは船を新聞紙で包むから。」と聴き手も理解し難いコメントを提供。客演に関してはREVERSE、SHEED、FOOLISH、HULK、catastropheといった玄関を開ければすぐそいつの家みたいなアパートのお隣さんに近い距離の仲間達が参加。近年の多種なHIPHOPと比べてみても、KINOKUNIの時計の針は既に止まったままなのか、それとも先を急ぎ作られた物なのか全くの不明であるが、探求と意欲が他者よりも少し溢れているのだけは確かだと言う事だ。結局の所、ダサい、カッコいいと言った点数決めなども彼等の意識は薄く、そこに惑わされて目の前が見えずらくなるといった状況に陥る事を拒絶しているに違いない。否、筆者も彼等の音楽性はそうであって欲しい。 “KEEP LOCAL STEP 0738”
なお「BACK FUCK NUNBER」は、Apple Music、Spotify、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:BACK FUCK NUNBER
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1: Intro
KINOKUNI
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2: Pressure 15' (feat. REVERSE)
KINOKUNI
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3: Hello
KINOKUNI
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4: Brain Anatomy
KINOKUNI
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5: Bug Shot
KINOKUNI
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6: KAKUSHIN
KINOKUNI
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7: Ejaculation
KINOKUNI
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8: Interlude
KINOKUNI
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9: Sway Back
KINOKUNI
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10: Lotto
KINOKUNI
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11: Minolrity Opinion (feat. HULK & SHEED)
KINOKUNI
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12: Outro
KINOKUNI
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13: Pressure 15' (Foolish Remix Ver)
KINOKUNI
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14: Brain Anatomy (TB Remix Ver.)
KINOKUNI
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15: By yu so
KINOKUNI
配信開始日:2021-10-28
KSC Records
ジャンル: ヒップホップ/ラップ
配信ストア: Amazon Music, Amazon Music Unlimited, animelo mix, Apple Music, auスマートパスプレミアムミュージック, AWA, CLUB ZION, DE-LUXE, Deezer, dwango.jp, dヒッツ powered by レコチョク, dミュージック powered by レコチョク, iTunes Store, K-POP Life, KKBOX, LINE MUSIC, mora, Music Store powered by レコチョク, music.jp STORE, mysound, NetEase, oricon ME!, OTORAKU -音・楽-, OTOTOY, Prime Music, Rakuten Music, REGGAE ZION, SMART USEN, Spotify, Tencent, YouTube Music, ひかりTVミュージック, ひかりTVミュージックアラカルトサービス, ビルボード公式(Billboard x dwango), レコチョク, レコチョク Best, 着信★うた♪by KONAMI
KINOKUNI
HIPHOP界において今や和歌山を代表するMC、SURRYの尽力の下、田舎町は和歌山県御坊市(以下、G.B.city)を拠点に結成したHIPHOP集団(クルー)である。
見渡す限り青々と生い茂る山々と百姓が耕す水田地帯が広大に広がる町並みには都会とは程遠く乏しい音楽環境、ましてやHIPHOPなど皆無とも言える当時のこの地元を拠点に活動していくという事は彼らにとってあえて重いモノを背負うという生き様だったのかもしれない。時には町の理解を得られず夜な夜な近所迷惑などと後ろ指をさされ、さらには相次ぐクルーの脱退など幾多の逆境を糧に彼らは徐々に頭角を現していく。地元を中心に県内外問わず活動範囲を広めて行き、その名は都会や地方にまで知れ渡るようになる。
また、クルー結成と同時進行で企てた主催イベント「乃十呂」は紀乃國の代名詞として時を経た今尚語りぐさだ。田舎町にシーンの入口戦略として講じたこの看板は紀乃國の躍進と共にいつしかシーンの先を行く各地の名だたるプレイヤーら面々の耳にも触れ、ついては客人としてそうそうたる顔ぶれがこの地を訪れ、G.B.cityのヘッズらの心を鷲掴みにしてはこの街のシーンの歴史にその名を刻み付けていくのである。そういった活力と規模の発展は地元のプレイヤーやイベントオーガナイザーらにまで影響を与え、同時に街が活気づいていったことなどは言うまでもないだろう。つまりG.B.cityのHIPHOPの歴史は紀乃國と共に歩み、彼らをなくしては語れないシーンへと様変わりするのである。
2017年の名義での作品リリースを最後にクルーとしての活動こそ休止状態にあるが、結成から2010年代半ばにわたり躍動し、特に地元G.B.cityでは圧倒的なプロップスを築き上げ、地元のHIPHOPブランドとして今尚根強い人気を誇っている。
KINOKUNIの他のリリース:KINOKUNI
