Dissecting Table、「Destruction Of The Temple」を配信開始

2022.7.28

Dissecting Tableが「Destruction Of The Temple」を配信開始

Dissecting Tableの「Destruction Of The Temple」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Blasphemy」「Pardoner」「Bethlehem」「Born Sinner」「Third Coming」「Wrath Of God」となっている。

本作は、開発したシンセサイザーシステムのフィルタである状態変数フィルタを用いず、主に、2つの複合型シンセサイザーを用いて演奏しました。このシンセサイザーシステムは、主に、コンピュータ、universal serial bus (USB) 接続デバイス、ラインセレクタ、フィルタ及び、ミキサーで構成されています。USB接続デバイスは、5つのpulse width modulation (PWM) 信号と制御信号を出力します。これらの信号はコンピュータで制御されます。5つのPWM信号は5つのフィルタの入力信号です。制御信号は、ラインセレクタ、フィルタ及び、ミキサーを制御します。第1の複合型シンセサイザーは、主に、ウィーンブリッジ発振器、バイカッド回路、乗算器及び、電圧制御回路で構成されています。第2の複合型シンセサイザーは、主に、2つのウィーンブリッジ発振器と1つの乗算器で構成されています。2つのウィーンブリッジ発振器の出力信号または、第1のウィーンブリッジ発振器の出力信号とPWM信号を乗算器に入力します。第2のウィーンブリッジ発振器は、PWM信号を入力することができ、出力信号を変調することができます。このフィルタの出力は、乗算器の出力と第2のウィーンブリッジ発振器の出力です。また、このフィルタ入力は4つです。スイッチで切り替えて1つまたは、2つのPWM信号を入力することができます。本作の5曲目で、第2の複合型シンセサイザーに2つのPWM信号を入力しました。乗算器と第2のウィーンブリッジ発振器に入力するPWM信号が異なるため、複雑な音色を作ることができます。2つの複合型シンセサイザーのウィーンブリッジ発振器の周波数を低くしてダークな音色を作りました。同様に6曲目でも、第2の複合型シンセサイザーに2つのPWM信号を入力しました。この曲は、ラインセレクタでPWM信号とフィルタの接続が変更されるため、フィルタの音色が様々に変化します。2つの複合型シンセサイザーのウィーンブリッジ発振器の周波数をランダムに変更して、一層、複雑な音色を作りました。

なお「Destruction Of The Temple」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Destruction Of The Temple

Destruction Of The Temple
  • 1: Blasphemy

    Dissecting Table

  • 2: Pardoner

    Dissecting Table

  • 3: Bethlehem

    Dissecting Table

  • 4: Born Sinner

    Dissecting Table

  • 5: Third Coming

    Dissecting Table

  • 6: Wrath Of God

    Dissecting Table

配信開始日:2022-07-28

UPD organization

ジャンル: インストゥメンタル / エレクトロニック / サウンドエフェクト

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Dissecting Table

Dissecting Table

1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD organizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやcd作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。

Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table