Dissecting Table、「Moral Collapse」を配信開始

2022.9.11

Dissecting Tableが「Moral Collapse」を配信開始

Dissecting Tableの「Moral Collapse」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Eschatology」「Gray Area」「Profania」「Heathen Prayer」「Revealed Theology」「Gehenna」となっている。

開発したシンセサイザーシステムのコンピュータとuniversal serial bus (USB) 接続デバイスは、USBインターフェースで接続されます。USB接続デバイスは、5つの pulse width modulation (PWM) 信号を出力することができます。本作の1曲目で、USB接続デバイスから4つのPWM信号を出力して、4つのフィルタに入力しました。フィルタは、2つの複合型シンセサイザー、オールパスフィルタ及び、状態変数フィルタを用いました。複合型シンセサイザーは、ウィーンブリッジ発振器や乗算器などで構成されています。この曲は、ラインセレクタでPWM信号とフィルタの接続の変更を行いませんでした。4つのPWM信号は、断続的に演奏されますが、あるPWM信号が演奏しない時は、別のPWM信号が演奏します。これにより、曲が持続的になり、フィルタが変更されて音色が変化します。3曲目で、USB接続デバイスから5つのPWM信号を出力して、5つのフィルタに入力しました。フィルタは、2つの複合型シンセサイザー、バイカッド回路、オールパスフィルタ及び、状態変数フィルタを用いました。この曲は、ラインセレクタでPWM信号とフィルタの接続の変更を行いました。これにより、フィルタの音色が様々に変化しました。ラインセレクタを用いたため、1曲目よりもこの曲の方が、音色の変化が激しくなっています。1つのPWM信号を持続的に演奏して、4つのPWM信号を断続的に演奏しました。複合型シンセサイザーと状態変数フィルタでハードな音色作りを行い、ハーシュノイズを制作しました。

なお「Moral Collapse」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Moral Collapse

Moral Collapse
  • 1: Eschatology

    Dissecting Table

  • 2: Gray Area

    Dissecting Table

  • 3: Profania

    Dissecting Table

  • 4: Heathen Prayer

    Dissecting Table

  • 5: Revealed Theology

    Dissecting Table

  • 6: Gehenna

    Dissecting Table

配信開始日:2022-09-11

UPD organization

ジャンル: インストゥメンタル / エレクトロニック

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Dissecting Table

Dissecting Table

1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD organizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやcd作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。

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