野坂優子、「反戦歌 ~ ピアノのための10の小品集 ~」を配信開始

2022.11.12

野坂優子が「反戦歌 ~ ピアノのための10の小品集 ~」を配信開始

野坂優子の「反戦歌 ~ ピアノのための10の小品集 ~」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「悠久に続け ~ 前奏曲 作品2-ト短調」「8月9日の黒い雨 ~ ピアノソナタ 第3番1楽章」「原爆の遺伝子 ~ ピアノソナタ 第3番2楽章」「神に問う、何故と ~ 間奏曲 作品1-ハ短調」「戦争を知らない政治家たち ~ ピアノソナタ 第4番1楽章」「鳩とオリーブの枝 ~ ピアノソナタ 第4番2楽章」「置いてきぼりのお人形 ~ 円舞曲 作品1-イ短調」「終末の日に見る月とその陰影 ~ 演奏会用練習曲 作品2-ホ短調」「メサイア ~ 夜想曲 作品2-ニ短調」「マリアの涙 ~ 鎮魂ミサ曲 作品3-ロ短調」となっている。

アルバムタイトルの通り「反戦歌」を10曲収録しました。ピアニスト・野坂優子としては初めてのフルアルバムとなります。活動当初からファーストアルバムは「戦争」をテーマに作りたいとずっと考えておりました。セカンドシングルでは既に「被爆マリア」という曲をリリースしていますが、アルバム全曲を戦争をテーマに作曲し、それを自らピアノで弾くということ。それは私自身が青写真で考えていた以上に実情はとても骨の折れる作業となりました。生半可で臨むことの許されない重いテーマに、途中で発表を見直すことすら考えました。 ピアノソロはその特性として歌詞がありません。ピアノの音のみで全てを表現しています。したがって反戦歌とは言いましても、歌ではなく歌詞もない。聴く人により様々に解釈されるかと思います。何が正解なのか、難しいテーマの中で作者自身が定まらない揺れる思いでピアノを弾いております。つまりこのアルバムは何か1つの思想や観念を表現しているわけではありません。 ただこの地球に生きる一人の者として、戦争のない平和な世界を願い、祈りと共に、その想いをピアノの音に託しました。今現在も行われている戦争が早々に1秒でも早く終結しますよう切に願います。

なお「反戦歌 ~ ピアノのための10の小品集 ~」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:反戦歌 ~ ピアノのための10の小品集 ~

反戦歌 ~ ピアノのための10の小品集 ~
  • 1: 悠久に続け ~ 前奏曲 作品2-ト短調

    野坂優子

  • 2: 8月9日の黒い雨 ~ ピアノソナタ 第3番1楽章

    野坂優子

  • 3: 原爆の遺伝子 ~ ピアノソナタ 第3番2楽章

    野坂優子

  • 4: 神に問う、何故と ~ 間奏曲 作品1-ハ短調

    野坂優子

  • 5: 戦争を知らない政治家たち ~ ピアノソナタ 第4番1楽章

    野坂優子

  • 6: 鳩とオリーブの枝 ~ ピアノソナタ 第4番2楽章

    野坂優子

  • 7: 置いてきぼりのお人形 ~ 円舞曲 作品1-イ短調

    野坂優子

  • 8: 終末の日に見る月とその陰影 ~ 演奏会用練習曲 作品2-ホ短調

    野坂優子

  • 9: メサイア ~ 夜想曲 作品2-ニ短調

    野坂優子

  • 10: マリアの涙 ~ 鎮魂ミサ曲 作品3-ロ短調

    野坂優子

配信開始日:2022-11-12

OFFICE 平成デカだんす

ジャンル: ニューエイジ / ビジュアル / ヘビーメタル

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野坂優子

野坂優子

野坂優子は日本のピアニスト、作曲家。日本人とルーマニア人のクォーター。4才からクラシックピアノを始める。その後、第2の祖国であるルーマニアに単身留学。音楽学院にてピアノ講師ネイーズに師事。ネイーズ主催のピアノコンクール「独創と独奏の科学」に出演する。しかし、演奏中に緊張で力み過ぎたことからペダルを踏み外した挙げ句に椅子から体勢を崩し、そのままステージから客席に転げ落ちた。最下位で落選。 2年後の同コンクールでは4位に入賞。 座右の銘は「グリッサンドは好かん、一音一音気合いで弾け!」。自分を冷静沈着に見せることに長けるが、脳内は大体いつも眼前の物事とは別のことを考えている。夢想家であり妄想癖がある。寝るのが好きだが、作曲は深夜がはかどるので睡眠時間を削る日にはジレンマする。したくないことをしないための努力ができる人間である。 日本帰国後はOffice平成デカだんすに所属。アートグラフプロデューサー「夜・紫・雨・羽」氏のプロデュースにより「ピアニスト・野坂優子」と「ピアノメタルプロジェクト・お菓子な国のみゅう」を両立。現在はピアニスト・野坂優子の活動をメインとしている。 キャッチフレーズは「社会問題に十指を投じるピアニスト」。戦争、貧困、差別、自然破壊、伝染病、汚職、虐待、いじめなど、我々の住むこの社会は多くの課題が山積みである。目を背けてばかりはいられない。一人の表現者として何かできることはないだろうか。私のピアノはまだ道半ばです。道のりは長く、掴みようのないそれはまるで空気のように、答えのでない毎日が続いています。 どのような困難があろうとも人は生き抜いていかねばなりません。そんなときに支えとなり得る可能性があるものの1つに音楽があります。 「音楽はきっと地球を救う」 そう信じて。 最後に、何かのご縁があり、野坂優子に出会ってくれた全ての人に感謝します。

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