Dissecting Tableが「Peace Treaty 2024 (Binaural Recording)」を配信開始
Dissecting Tableの「Peace Treaty 2024 (Binaural Recording)」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Peace Treaty 2024 (Binaural Recording)」となっている。
2024年10月26日に24チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をバイノーラル録音しました。是非、ヘッドフォンで立体音響をお楽しみください。シンセサイザーシステムは、コンピュータ、universal serial bus (USB) 接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。スピーカの配置は、2024年9月9日にアルバム”Random Noise Stimulation”の曲 “Hate Suppression”を録音した時とほとんど同様です。但し、後方のスピーカの床からの高さは、15.5cmから22.5cmに変更しました。スピーカが形成する長方形の重心にダミーヘッドマイクを配置して録音しました。フィルタは、複合型シンセサイザー、デジタルディレイ、白色化フィルタ、ディストーション回路及び、バイカッド回路を用いています。白色化フィルタとディストーション回路はカスケード接続します。複合型シンセサイザーは、主に、ウィーンブリッジ発振器、乗算器、バイカッド回路、電圧制御回路などで構成されます。このシンセサイザーは、コンピュータシンセサイザーと接続して形成されます。コンピュータシンセサイザーは、コンピュータとUSB接続デバイスをUSBインターフェイスで接続して形成されます。複合型シンセサイザーは、入力信号を変調できるウィーンブリッジ発振器を白色化フィルタに置き換えます。白色化フィルタの出力信号は、複合型シンセサイザーのバイカッド回路に入力します。バイカッド回路の感度を上げてハードな音色を作りました。8つの前方のスピーカから複合型シンセサイザーの出力信号が再生され、8つの左右のスピーカからデジタルディレイとバイカッド回路の出力信号が再生され、8つの後方のスピーカから白色化フィルタとディストーション回路をカスケード接続した回路の出力信号が再生されます。それぞれの8つのスピーカは、ミキサーを用いて音源移動が行われるため、原音場で立体音響を再生することができます。音質を改善するため、前方のスピーカユニットにFostex社のP800Kを用い、左右のスピーカユニットにP1000Kを用い、後方のスピーカユニットにFE103NV2を用いました。
なお「Peace Treaty 2024 (Binaural Recording)」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Peace Treaty 2024 (Binaural Recording)
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Peace Treaty 2024 (Binaural Recording)
Dissecting Table
配信開始日:2024-11-20
UPD Organization
ジャンル:
インストゥメンタル /
エレクトロニック
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Dissecting Table
1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。
Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table