Dissecting Table、「Torture Device」を配信開始

2023.6.14

Dissecting Tableが「Torture Device」を配信開始

Dissecting Tableの「Torture Device」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Human Instinct」「Precognition」「My Grave」「Animism」「Metempsychosis Part 2」「Spiritual Death」となっている。

1曲目と6曲目は、ヘッドフォンでお聞きください。これらの曲は、開発したシンセサイザーシステムを20チャンネルスピーカで再生してダミーヘッドマイクで録音しました。20チャンネルスピーカは、同時に最大6個のスピーカを再生することができます。音がダミーヘッドの周りを水平方向に移動できるようにスピーカを配置します。16個のスピーカは、正方形になるように配置します。前方と後方の両端のスピーカの上に、4個のスピーカを配置します。スピーカは、正方形の内側に向けます。この正方形の重心にダミーヘッドマイクを配置します。スピーカが接続するアンプ内蔵のミキサーは、2つの8チャンネルミキサーと1つの4チャンネルミキサーを用いています。コンピュータでミキサーを制御して、6通りの方法でスピーカを再生することができます。2曲目から5曲目は、スタジオでライン録音をしました。シンセサイザーシステムは、主に、コンピュータ、universal serial bus (USB) 接続デバイス、ラインセレクタ、フィルタ及び、ミキサーで構成されています。シンセサイザーシステムのフィルタは、2つの複合型シンセサイザー、5つの状態変数フィルタ、2つの白色化フィルタ及び、1つのオールパスフィルタを備えています。曲に応じて、フィルタを選んで音色を変更します。複合型シンセサイザーは、ウィーンブリッジ発振器、乗算器などで構成されています。このフィルタは、コンピュータシンセサイザーと接続することで複合型シンセサイザーを形成します。コンピュータシンセサイザーは、コンピュータとUSB接続デバイスをUSBインターフェースで接続して形成されます。 各フィルタの回路は異なり、音色も異なります。この作品の全ての曲は、コンピュータで作られます。コンピュータは、USB接続デバイス、ラインセレクタ、フィルタ及び、ミキサーを自動制御します。この作品は、システムの制御能力と20チャンネルスピーカの性能を評価するために作られました。

なお「Torture Device」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Torture Device

Torture Device
  • 1: Human Instinct

    Dissecting Table

  • 2: Precognition

    Dissecting Table

  • 3: My Grave

    Dissecting Table

  • 4: Animism

    Dissecting Table

  • 5: Metempsychosis Part 2

    Dissecting Table

  • 6: Spiritual Death

    Dissecting Table

配信開始日:2023-06-14

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ジャンル: インストゥメンタル / エレクトロニック

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Dissecting Table

Dissecting Table

1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。

Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table