Dissecting Tableが「Vision Of Judgment (Binaural Recording)」を配信開始
Dissecting Tableの「Vision Of Judgment (Binaural Recording)」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Vision Of Judgment (Binaural Recording)」となっている。
この曲は、24チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をバイノーラル録音しました。是非、ヘッドフォンでこのシステムの立体音響を体験してください。シンセサイザーシステムは、コンピュータ、universal serial bus (USB) 接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されています。スピーカは、横160cm、縦141cmの長方形を形成するように、スピーカユニットを内側に向けて配置します。8つの前方のスピーカは、床から高さ60cmの位置に長方形の前辺に沿って、その中点から左右対称に隣接して配置します。8つのスピーカの幅は153cmです。8つの後方のスピーカは、床から高さ30cm位置に前方のスピーカと同じ方法で配置します。左側のスピーカは、長方形の左辺に沿って4つのスピーカを配置します。第1のスピーカは、先頭で床から高さ42.5cm、第2のスピーカは、前方から35cm、床から高さ36cm、第3のスピーカは、前方から70cm、床から高さ30cm、第4のスピーカは、前方から105cm、床から高さ24cmに配置します。右側の第5から第8のスピーカも、左側のスピーカと同じ方法で配置します。2入力、8出力のミキサーを用いて、8チャンネルスピーカの音源移動を行います。ミキサーは、USB接続デバイスから出力される制御信号を入力して音源移動を制御します。3つのミキサーは、8つの前方のスピーカ、8つの後方のスピーカ及び、8つの左右のスピーカの音源移動を異なる方法で制御します。このシステムのフィルタは、バイカッド回路、デジタルディレイ、白色化フィルタ及び、2つの状態変数フィルタで構成されています。2つの状態変数フィルタの回路は異なり、音色も異なります。前回のスピーカシステムに比べ、左側の第4のスピーカと右側の第8のスピーカの高さを30cmから24cmに変更しました。前後のスピーカの高さが異なり、左右のスピーカの高さも緩やかな傾斜になっています。スピーカの高さが均一なシステムに比べ、両耳に伝わる伝達特性が変化して音源定位の知覚が改善されました。ダミーヘッドマイクは、首の下に肩を装着して音質を改善しました。ダミーヘッドマイクは、長方形の重心に置いた箱の上に配置して録音しました。箱の大きさは、縦20cm、横36cm、高さ30cmです。
なお「Vision Of Judgment (Binaural Recording)」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Vision Of Judgment (Binaural Recording)
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Vision Of Judgment (Binaural Recording)
Dissecting Table
配信開始日:2024-09-18
UPD Organization
ジャンル:
インストゥメンタル /
エレクトロニック
配信ストア:
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Dissecting Table
1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。
Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table