Dissecting Table、「Sabbath (Binaural Recording)」を配信開始

2023.12.2

Dissecting Tableが「Sabbath (Binaural Recording)」を配信開始

Dissecting Tableの「Sabbath (Binaural Recording)」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Sabbath (Binaural Recording)」となっている。

この曲は、シンセサイザーシステムを20チャンネルスピーカで再生して、ダミーヘッドマイクで録音しました。そのため、ヘッドフォンで再生することにより、立体音響を楽しむことができます。スピーカは、縦157㎝、横148㎝の長方形を形成するようにスピーカユニットを内側に向けて配置します。長方形の前辺と後辺に8チャンネルスピーカを配置します。スピーカを各頂点から33㎝ 離して、長方形の左辺と右辺に4チャンネルスピーカを配置します。長方形の重心にダミーヘッドマイクを配置します。8チャンネルスピーカの音源定位は、アンプを内蔵したミキサーを用いて制御します。この場合の音源定位は、8チャンネルスピーカから再生される音を知覚することです。8つのスピーカを隣接するように配置して、ミキサーを用いてスピーカの音を移動させます。4チャンネルスピーカの音源定位は、アンプとミキサーを用いて制御します。ミキサーは、音源定位が長方形の左辺と右辺に移動できるように制御します。このシステムのフィルタは、複合型シンセサイザー、状態変数フィルタ、オールパスフィルタ、サレンキー回路及び、白色化フィルタを用いています。2種類の状態変数フィルタを用いるため、状態変数フィルタ1、状態変数フィルタ2と呼ぶことにします。これらの回路は異なります。複合型シンセサイザーは、コンピュータシンセサイザーと接続することで、振幅変調や音響合成が行えます。複合型シンセサイザーと状態変数フィルタ1の出力信号は、長方形の前辺の8チャンネルスピーカを制御するミキサーに入力します。サレンキー回路とオールパスフィルタの出力信号は、長方形の後辺の8チャンネルスピーカを制御するミキサーに入力します。状態変数フィルタ2と白色化フィルタの出力信号は、長方形の左辺と右辺の4チャンネルスピーカを制御するミキサーに入力します。各ミキサーは、2つの音源定位を制御できるため、このシステムの音響はユニークです。従来のシステムで用いた32チャンネルスピーカを20チャンネルスピーカに変更しました。これにより、この曲をヘッドフォンで再生する時、個人差はありますが、従来のシステムよりこのシステムの音像は、頭の外で定位するようになりました。

なお「Sabbath (Binaural Recording)」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Sabbath (Binaural Recording)

Sabbath (Binaural Recording)
  • 1: Sabbath (Binaural Recording)

    Dissecting Table

配信開始日:2023-12-02

UPD organization

ジャンル: インストゥメンタル / エレクトロニック

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Dissecting Table

Dissecting Table

1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。

Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table