Dissecting Table、「Scapegoat」を配信開始

2024.3.19

Dissecting Tableが「Scapegoat」を配信開始

Dissecting Tableの「Scapegoat」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Mastermind Terrorist」「Ticking Time Bomb」「Subhuman」「Fucking Bullshit」「Exhausting Labor」「Escaping From The System」となっている。

24チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムで、8チャンネルスピーカから再生される音の移動を行うミキサーを開発しました。第1のミキサーは、2入力、8出力でアンプを内蔵しています。次に、第1のミキサーの8つの出力信号の音像定位を制御して、2つの信号に変換するミキサーを開発しました。第2のミキサーは8入力、2出力です。本作の4曲目から6曲目で、第1から第5のミキサーを用いました。第3と第4のミキサーは、2入力、8出力でアンプを内蔵しています。第1のミキサーと同様に、8チャンネルスピーカから再生される音を移動させることができます。第2から第4のミキサーの18の出力信号は、第5のミキサーに入力して音像定位を制御します。第1、第3及び、第4のミキサーの出力信号の合計は24です。第5のミキサーは20入力のため、第1のミキサーの8出力を第2のミキサーを用いて2出力に変換して、その出力信号を第5のミキサーに入力できるようにしました。第5のミキサーの2つの出力信号は、アンプを経由して2チャンネルスピーカで再生します。ただし、第3と第4のミキサーの出力電圧は、半分にして第5のミキサーに入力します。従来の方法は、第1のミキサーの代わりに第6のミキサーを用います。このミキサーは、2入力、4出力でアンプを内蔵しています。4チャンネルスピーカから再生される音を移動させることができます。出力電圧は、半分にして第5のミキサーに入力します。この場合、第5のミキサーは、4つの音像定位を制御します。本作の1曲目から3曲目で、第3から第6のミキサーを用いています。第6のミキサーの出力数は、第1のミキサーの出力数の半分のため、音像定位を制御する数が半分に減り、音響が少し劣化します。本作はハードな音色を作るため、シンセサイザーシステムは、1つから3つの白色化フィルタを曲に応じて用いました。さらに、第1、第3及び、第4のミキサーの出力信号の音像定位を制御して、斬新な音響を制作しました。

なお「Scapegoat」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:Scapegoat

Scapegoat
  • 1: Mastermind Terrorist

    Dissecting Table

  • 2: Ticking Time Bomb

    Dissecting Table

  • 3: Subhuman

    Dissecting Table

  • 4: Fucking Bullshit

    Dissecting Table

  • 5: Exhausting Labor

    Dissecting Table

  • 6: Escaping From The System

    Dissecting Table

配信開始日:2024-03-19

UPD organization

ジャンル: インストゥメンタル / エレクトロニック

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Dissecting Table

Dissecting Table

1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。

Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table