Dissecting Table、「No Reason To Live (Binaural Recordings)」を配信開始

新曲情報
2025.11.4

Dissecting Tableが「No Reason To Live (Binaural Recordings)」を配信開始

Dissecting Tableの「No Reason To Live (Binaural Recordings)」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Near Future (Binaural Recording)」「Mental Damage (Binaural Recording)」「When Distractions Arise (Binaural Recording)」「Silent Message (Binaural Recording)」「Black Out (Binaural Recording)」となっている。

この作品は、2025年10月9日に32チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をダミーヘッドマイクで録音しました。是非、ヘッドフォンで試聴して立体音響をお楽しみください。シンセサイザーシステムは、コンピュータ、universal serial bus (USB) オーディオインターフェイス、USB接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。32個のスピーカは、スピーカユニットを内側に向けて横118cm、縦141cmの長方形を形成するように配置します。ダミーヘッドマイクは、長方形の重心に箱を置いた上に配置しました。箱は、横36cm、縦21cm、高さ29cmです。前方のスピーカは、右から第1から第8のスピーカとします。上辺の中点から左右対称に隣接して配置します。第1と第8のスピーカは上辺から後ろ24cm、第2と第7のスピーカは上辺から後ろ16cm、第3と第6のスピーカは上辺から後ろ8cm、第4と第5のスピーカは上辺に配置します。床からの高さは60cmです。後方のスピーカは、右から第9から第16のスピーカとします。前方のスピーカと同様の方法でスピーカを配置します。床からの高さは22.5cmです。スピーカは、ドプラー効果を考慮して配置しました。左のスピーカは、横に倒してスピーカの上にスピーカを載せて配置します。この2つのスピーカを左辺に沿って4つ配置します。左のスピーカは、第17から第20、第25、第27、第29及び、第31のスピーカとします。左辺の始点の後ろ16cmに第25のスピーカを配置します。第25のスピーカの上に第17のスピーカを載せます。床からの高さは42.5cmです。左辺に沿って前方から35cm、その後ろ8cmに第27のスピーカを配置します。第27のスピーカの上に第18のスピーカを載せます。床からの高さは36cmです。左辺に沿って前方から70cmに第29のスピーカを配置します。第29のスピーカの上に第19のスピーカを載せます。床からの高さは30cmです。左辺に沿って前方から105cm、その後ろ8cmに第31のスピーカを配置します。第31のスピーカの上に第20のスピーカを載せます。床からの高さは22.5cmです。両耳に伝わるスピーカの音響特性が変わるようにスピーカを配置しました。右のスピーカは、第21から第24、第26、第28、第30及び、第32のスピーカとします。左のスピーカと同様の方法でスピーカを配置します。3つのミキサーを用いてスピーカの音源移動を行います。ミキサーは、ミキサー1、ミキサー2及び、ミキサー3とします。ミキサー1とミキサー2は、それぞれ入力信号が1つで8チャンネル出力です。ミキサー3は、入力信号が2つで、8チャンネル出力が2つあります。ミキサー1は、第1から第8のスピーカの音源移動を行います。ミキサー2は、第9から第16のスピーカの音源移動を行います。ミキサー3は、第17から第24のスピーカの音源移動と第25から第32の音源移動を行います。1曲目、2曲目及び、4曲目は、USB接続デバイスから出力されるpulse-width modulation (PWM) 信号に加えて、コンピュータでWaveform Audio File Formatファイルを再生します。この信号は、USBオーディオインターフェースとミキサー3を経由して左右の8つのスピーカから再生されます。PWM信号は、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ、ミキサー1、ミキサー2及び、ミキサー3を経由して24のスピーカから再生されます。フィルタとミキサーの電源回路を変更して、ACアダプタにFX-AUDIOの電源ノイズフィルタACCESSORY SERIES 005 Petit Susieを接続しました。USBオーディオインターフェイスはTASCAMのUS-2x2HRに変更しました。これによりシステムの音質が改善されました。スピーカユニットは、従来よりFOSTEXの16cmフルレンジFE166NV2を用いています。

なお「No Reason To Live (Binaural Recordings)」は、Apple Music、Spotify、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:No Reason To Live (Binaural Recordings)

No Reason To Live (Binaural Recordings)
  • 1: Near Future (Binaural Recording)

    Dissecting Table

  • 2: Mental Damage (Binaural Recording)

    Dissecting Table

  • 3: When Distractions Arise (Binaural Recording)

    Dissecting Table

  • 4: Silent Message (Binaural Recording)

    Dissecting Table

  • 5: Black Out (Binaural Recording)

    Dissecting Table

配信開始日:2025-11-04

UPD Organization

ジャンル: エレクトロニック

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Dissecting Table

Dissecting Table

1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。

Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table