Dissecting Tableが「In The Chaos Of Distraction」を配信開始
Dissecting Tableの「In The Chaos Of Distraction」が配信開始された。今回、デジタル配信リリースされた楽曲は、「Anabiosis (Binaural Recording)」「Attenuation (Binaural Recording)」「Ambivalence (Binaural Recording)」「Internal Argument (Binaural Recording)」「Anabiosis (Line Recording)」「Attenuation (Line Recording)」「Ambivalence (Line Recording)」「Internal Argument (Line Recording)」となっている。
このアルバムの1曲目から4曲目はバイノーラル録音で、5曲目から8曲目はライン録音です。ヘッドフォンで試聴するとバイノーラル録音の音像は頭外定位して、ライン録音の音像は頭内定位します。ヘッドフォンで試聴して立体音響をお楽しみください。2025年1月14日に、24チャンネルスピーカを用いたシンセサイザーシステムの演奏をバイノーラル録音しました。シンセサイザーシステムは、主に、コンピュータ、universal serial bus (USB) 接続デバイス、ラインセレクタ、バッファ、フィルタ及び、ミキサーで構成されます。音質を改善するためスピーカユニットは、Fostex社のFE166NV2を用いています。スピーカの配置は、8つの前方のスピーカ、8つの後方のスピーカ及び、8つの左右のスピーカを横118cm、縦141cmの長方形を形成するように配置します。スピーカユニットは内側に向けるようにします。前方、後方及び、左右のスピーカは、それぞれ第1から第8のスピーカと呼ぶことにします。前方と後方のスピーカは、短辺の中点から左右対称に隣接して配置します。前方のスピーカは、右から順に第1から第8のスピーカと呼ぶことにします。第1と第8のスピーカは上辺に、第2と第7のスピーカは上辺の外側6cm、第3と第6のスピーカは上辺の外側12cm、第4と第5のスピーカは上辺の外側18cmに配置します。前方のスピーカは床から高さ60cmです。後方のスピーカも同じ方法で第1から第8のスピーカを配置します。後方のスピーカは床から高さ22.5cmです。左側のスピーカは、第1のスピーカを左辺の先頭、床から高さ42.5cm、第2のスピーカを前から35cm、左辺の外側6cm、床から高さ36cm、第3のスピーカを前から70cm、左辺の外側12cm、床からの高さ29cm、第4のスピーカを前から105cm、左辺の外側18cm、床からの高さ24.5cmに配置します。右側のスピーカも同じ方法で第5から第8のスピーカを配置します。従来のスピーカは直線上に配置していましたが、スピーカを曲線上に配置してスピーカから両耳に伝わる音の伝達特性を変化させます。ミキサーは、8つのスピーカの音源移動を行うことができます。USB接続デバイスから出力される制御信号をミキサーに入力して音源移動を制御します。24チャンネルスピーカのためミキサーは3つ用います。各8つのスピーカの音源移動の方法は異なります。録音のためにダミーヘッドマイクは、長方形の重心に置いた箱の上に配置します。箱は、縦21cm、横36cm、高さ29cmです。今回は、スピーカユニットとスピーカの配置を変更して本システムの音響特性を改善しました。これにより、バイノーラル録音の音質も改善することができました。
なお「In The Chaos Of Distraction」は、Spotify、Apple Music、iTunes Store、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimitedなどの音楽配信サービスで聴くことができる。
各配信サービス:In The Chaos Of Distraction
-
1:
Anabiosis (Binaural Recording)
Dissecting Table
-
2:
Attenuation (Binaural Recording)
Dissecting Table
-
3:
Ambivalence (Binaural Recording)
Dissecting Table
-
4:
Internal Argument (Binaural Recording)
Dissecting Table
-
5:
Anabiosis (Line Recording)
Dissecting Table
-
6:
Attenuation (Line Recording)
Dissecting Table
-
7:
Ambivalence (Line Recording)
Dissecting Table
-
8:
Internal Argument (Line Recording)
Dissecting Table
配信開始日:2025-02-20
UPD organization
ジャンル:
インストゥメンタル /
エレクトロニック
配信ストア:
Amazon Music,
Amazon Music Free,
Amazon Music Unlimited,
animelo mix,
Apple Music,
auスマートパスプレミアムミュージック,
AWA,
CLUB ZION,
DE-LUXE,
Deezer,
dwango.jp,
dヒッツ powered by レコチョク,
dミュージック powered by レコチョク,
dミュージック powered by レコチョク ハイレゾ版,
iTunes Store,
JOOX,
K-POP Life,
KKBOX,
LINE MUSIC,
Melon,
mora,
mora ハイレゾ版,
Music Store powered by レコチョク,
Music Store powered by レコチョク ハイレゾ,
music.jp STORE,
music.jp STORE ハイレゾ版,
mysound,
NetEase,
oricon ME!,
OTORAKU -音・楽-,
OTOTOY,
OTOTOY ハイレゾ版,
Prime Music,
Qobuz,
Rakuten Music,
REGGAE ZION,
SMART USEN,
Spotify,
Tencent,
TIDAL,
VIBE,
YouTube Music,
クラシル,
ビルボード公式(Billboard x dwango),
レコチョク,
レコチョク Best,
レコチョク ハイレゾ版
Dissecting Table
1966年生まれ。東京で1986年からDissecting Tableという名義でノイズインダストリアルミュージックの制作を開始して、1998年に、故郷の広島に戻り音楽活動している。主に自主レーベルUPD OrganizationとヨーロッパとアメリカのレーベルよりレコードやCD作品を発表してきた。初期、中期の作品は、シンセサイザー、サンプラーをシーケンサーで制御することで作品を制作していたが、2012年頃から、コンピュータでUSB接続デバイスから出力されるPWM信号を制御して音楽制作を行うようになる。現在は、独自のシンセサイザーシステムを開発しながら作品を制作している。
Dissecting Tableの他のリリース:Dissecting Table