Billboard JAPANのチャートから、ヒットの起点のひとつになっているTikTok人気楽曲がビビッドに反映される注目チャート「TikTok Weekly Top 20」をTHE MAGAZINEでもピックアップ。

今週の「TikTok Weekly Top 20」は、プロデューサーとして活動するNIU（二ユ）の楽曲で主に狩野英孝のゲーム実況切り抜きから派生しているミーム「エイコーミーム」でBGMとしてTikTokにて2,400件（6月27日現在）を超える楽曲使用UGCが発生している「pink! wink! link! – Sped Up」が11位に初登場。日常のシーン「〜〜した時」で同曲を使用し切り抜きを重ねたミームは、エイコーミームや、秋山竜次の切り抜きの秋山ミームをはじめ、様々なバージョンが発生している（なお、「pink! wink! link! – Sped Up」は6月27日時点で、TikTok内の人気曲ランキング50の39位にもランクイン）。

@user868694569363 #エイコーミーム #狩野英孝#あるある #fyp #英孝ミーム ♬ pink! wink! link! – Sped Up – NIU

最近‥やたらとエイコーミーム見てますって言われるんだけど、
何それ？そんな番組出た事ないんだけど。。

— 狩野英孝 (@kano9x) June 20, 2024

 
「pink! wink! link! – Sped Up」は昨年の12月25日に配信リリースされた楽曲で、スピードアップバージョンではない通常バージョンも同日に配信リリースされている。BPM早めの疾走感あるエレクトロポップで、ヴォーカルのリフレインが印象的な「pink! wink! link!」がさらにスピードアップされることで、よりダンサブルで躍動感溢れるサウンドを生み出している。なお、NIUは、「pink! wink! link!」「pink! wink! link! – Sped Up」の他に、「真夜中の天使」（2024年4月19日配信リリース）、「All Night」（2022年12月22日配信リリース）など女性ヴォーカルをフィーチャーした流麗な楽曲をリリースしている。

他の初登場曲では、ロサンゼルス出身のシンガーソングライター・ティナーシェの楽曲「Nasty」も14位に新たにチャートイン。チャート1位は引き続きヒップホップユニット・KOMOREBIの「Giri Giri」となり、2位は前回から1ポイントアップした舟津真翔「一目惚れ」、3位にSEO EVE「Malatanghulu」が続いた。

また、こっちのけんと「はいよろこんで」、しなこ「しなこワールド」、P丸様。「ガチやべぇじゃん feat.ななもり。」、Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」、Silent Siren「スローモーニング」、きゅるりんってしてみて「らぶきゅん うぉんてっど」などもチャートインしている。