【ライブレポート】SXSW 2026に日本の“熱狂”が上陸!「JAPAN VIBES powered by TuneCore Japan」がオースティンの夜を揺らす

コラム・特集
2026.3.16
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2026年3月15日(現地時間)、世界中からクリエイターや音楽関係者が集結するSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2026の舞台で、TuneCore Japanがオーガナイズする公式ショーケース「JAPAN VIBES」が開催された。会場となったのは、オースティンの人気ベニュー「Elysium」。ジャンルを超越した個性豊かな6組の日本人アーティストが、その圧倒的なパフォーマンスで現地の観客を魅了した。

 
薬師寺寛邦(KANHO YAKUSHIJI)
ショーケースの幕開けを飾ったのは、僧侶であり音楽家でもある薬師寺寛邦。その佇まいも含め現地の人の興味を一際ひくなか繰り広げられる“般若心経MUSIC”が会場を包み込んだ。テクノロジーと伝統的な経典が融合した唯一無二の世界観に、多国籍な観客が息を呑んで耳を傾けていたのが印象的だった。
 

 
 
YAMORI
続いて登場したのは、ビートボックスと歌を自在に操る“ヒューマンビートシンガー” YAMORI。自身のルーツであるビートボックスを土台に、R&Bやオルタナティブな感性を乗せたメロウかつ力強い歌声が響きわたり、洗練されたポップネスに会場の温度が一気に上がった。
 

 
 
Jairo
世界一のビートボクサーを決める「Grand Beatbox Battle 2024」の覇者、John-TとYAMORIによるユニット「Jairo」。世界王者の肩書きに相応しい、超絶技巧の応酬だ。人間業とは思えない重低音と複雑なリズムがElysiumのスピーカーを震わせ、フロアからは驚嘆の声と大歓声が沸き起こった。
 

 
 
苺りなはむ(ICHIGO RINAHAMU)
日本のアイドル・カルチャーとダンスミュージックを融合させ、独自の進化を遂げた「苺りなはむ」。ビビッドなビジュアルとともに放たれるエレクトロニックなサウンドと、彼女の象徴的なヴォーカルスタイルが炸裂。東京のエッジィなカルチャーの空気感をオースティンの夜に注ぎ込み、フロアをTOKYOカラーの熱狂で染め上げた。
 

 
 
THE GAME SHOP
終盤に向けて、さらにボルテージを上げたのがTHE GAME SHOP。ロックとベースミュージックをハイブリッドにミックスした破壊力抜群のサウンドが炸裂する。これまで世界各国でライブを重ねてきた彼らならではの百戦錬磨のパフォーマンスで、会場全体がモッシュが起きんばかりの激しいダンスフロアへと変貌した。
 

 
 
アイスクリームネバーグラウンド(ISCREAM NEVER GROUND)
トリを飾ったのは、大阪発のラウドロックバンド・ISCREAM NEVER GROUND。らんご、じろ~、みきの息のあったトリプルボーカルと圧倒的な音圧、シンクロする2ステップなど、ハイテンションなステージングを展開。まさに「汗だくの狂乱」という言葉が相応しいパフォーマンスに、現地のファンも手を上げ、飛び跳ね、JAPAN VIBESのフィナーレを最高潮の盛り上がりで締めくくった。
 

 
 


伝統から最先端、静謐から爆音まで。TuneCore Japanが提示した「JAPAN VIBES」は、単なる「日本の音楽紹介」に留まらず、世界の音楽シーンに挑む日本のインディペンデント・アーティストたちの高い実力と多様性を証明する夜となった。終演後には、出演アーティストに対し複数の海外の音楽関係者から早速アプローチもあったとのことで、オースティンの夜空に刻まれた6組の足跡は、これからのグローバルな活躍を予感させるに十分な輝きを放っていた。

 
JAPAN VIBES powered by TuneCore Japan