YouTube ショートの利用とショート動画での音楽使用が日本でも可能に インディペンデントアーティストも楽曲提供
YouTube ショート(ベータ版)の利用が国内でも可能となった。YouTube ショートとは、スマートフォンでキャッチーなショート動画を撮影から編集、投稿まで簡単にできるYouTubeの新機能。作成するには、YouTubeモバイルアプリのトップページ下部中央にある 作成(+)アイコンをタップし、作成のサブメニューにある [ショート動画を作成] を選択すると、YouTube ショートカメラが起動。それで動画を撮影しアップロード、という流れになっている。動画作成においては、録画速度の変更、タイマー設定、テキスト追加、フレーム位置合わせなども可能。
YouTube ショートはインドなどで先行して利用ができるようになっていたが、今回日本でもローンチ。さらに、このローンチにともない他の短尺動画プラットフォームのように、YouTube ショート内で音楽を使用することも可能に。利用できる音楽はYouTube Musicに配信されている音楽を使用する形となっており、例えば、インディペンデントアーティストでもYouTube Musicに楽曲を配信していれば*、YouTube ショートの動画で自分の楽曲が使用される可能性があるということになる。
(*厳密にはYouTube Musicに配信されており、かつYouTubeコンテンツIDに登録されている楽曲)
これにより、現在TikTokで動画に使用された楽曲がバイラルヒットするように、YouTube ショートで使用された楽曲も同じく多くの人に届きヒットにつながるようなプロモーション効果も期待できる。
動画投稿者がショート動画に音楽を追加するには、YouTube ショート動画を録画する際に [音楽を追加] をタップすると、音楽が表示され、ここからカタログ全体の検索、プレビューの表示、トラックの選択ができるようになっている。
なお、既にTuneCore JapanからYouTube Musicに配信し、YouTube コンテンツ収益化サービスに登録している楽曲は、ショート動画で使用することが可能となる。
日本版YouTube公式ブログでのアナウンス
YouTubeヘルプ内「YouTube ショートの利用を開始する」
img via : YouTube公式ブログ