Apple Music、独自のアーティストバイオグラフィを公開

ニュース
2021.11.8
Apple Music、独自のアーティストバイオグラフィを公開のサムネイル画像

Apple Musicは、独自のアーティストバイオグラフィを公開した。音楽の作り手であるアーティストにスポットライトを当てるApple Musicのアーティストバイオグラフィでは、各アーティストページに移動しスクロールダウンすると、Apple Music独自の視点で語られたオリジナルストーリーを読むことができる。

アーティストバイオグラフィでは、活動の経歴や代表作についてをはじめ、アーティストや作品についての理解を深めるために役立つ多岐にわたるエピソードも紹介されており、アーティスト本人がApple Musicだけに語った貴重な発言が含まれているものもある。

また、Apple Musicは今回のアーティストバイオグラフィのローンチにあわせ、特集ページ「アーティストバイオグラフィ」も公開。特集ページでは、J-Pop、J-ロック、歌謡曲、K-Pop、アニメ、J-ヒップホップ、ポップ、ヒップホップ/ラップ、R&B/ソウル、ダンス/エレクトロニック、オルタナティブ、ロック、レゲエのそれぞれの音楽ジャンルにおいて様々なアーティストのストーリーを一挙に楽しむことができる。
 

■アーティストバイオグラフィの例 : King Gnuの場合(一部抜粋、全文は、Apple Music上で公開)
 
King Gnuは、ジャンルを自在に横断する現代的なミクスチャーサウンドと大衆性を共存させた4人組バンドだ。
 
東京藝術大学でチェロを専攻していたバックグラウンドを持ち、前身バンド、Srv.Vinciではエレクトロニカやビートミュージックに触発された先鋭的な音楽性を追求してきた常田大希(G/Vo)が一転して、J-Popを強く指向。彼の下に集った同郷の後輩である井口理(Vo/Key)、セッションの現場たたき上げの新井和輝(B)と勢喜遊(Dr/Sampler)と共に、バンド名をKing Gnuと改名し、2017年にアルバム『Tokyo Rendez-Vous』をリリースした。
 
「メンバーみんな、ドラムに対して、ベースに対して口を出すし、もちろんギター、鍵盤に対しても、歌に対してもそう。そうしたアイデアが絡まり合って、楽曲のスパイスになっているのかなって」。東京のカオス感覚を投影したそのサウンドは、ロックやソウル、ヒップホップ、ジャズ、クラシックや現代音楽などの要素が混在しているが、新井和輝はバンドの揺るぎない根幹についてApple Musicにこう語っている。「曲によりけりですけど、King Gnuはメロディという柱が大前提にあるので、それが強ければ強いほど、僕らは遊べるんです」(続く)

他にも、例えばジャスティン・ビーバーのバイオグラフィーでは、Zane Lowe(ゼイン・ロウ)のインタビューで語った、偶像化されてきたことへの心境が赤裸々に書かれている。

「僕のストーリーに目を向けてほしい。僕の言葉がなにか変化につながることだってあるかもしれない」

Apple Music、独自のアーティストバイオグラフィを公開

Apple Music、独自のアーティストバイオグラフィを公開

 
Apple Music特集ページ 「アーティストバイオグラフィ」
https://apple.co/3k5FayY

この記事の執筆者
THE MAGAZINE
国内のインディペンデントアーティストをメインに新たな音楽ムーブメントを紹介するウェブメディア