mayuが新シングル「我らは」 前作に続き積島直人(んoon)が編曲・プロデュース 岡本太玖斗が監督のMVも公開

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2023.9.8
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mayuがシングル「我らは」をリリースした。2ヶ月連続リリースの第一弾となる本作は、今年4月リリースの前作「むさぼる / カラフル」に続き編曲とプロデュースをんoonのベース・積島直人が、レコーディングとミキシングをツバメスタジオの君島結が手がけた。また、ドラムには喃語/the hatchのりゅーさんが参加。アグレッシブなドラムフィルとうねるベースで幕を開け、踊りたくなるような心弾むポップかつオルタナティブなバンドサウンドが展開される。また、岡本太玖斗が監督をつとめたMVも公開されている。

積島直人(んoon) コメント
 
前回に引き続き、今回もmayu氏の曲に関わらせてもらえることになった。
編曲、プロデュースといった作業分担の区分は、前回に比べてより曖昧になり、彼女の思う方向をどれだけ汲み取り、寄り添えるかが肝となった。
 
楽曲的な話は置いといて、(というか話すべくもないので)すごく面白かったのは、前作と今作の歌詞における主体(希薄→濃縮)の変化だった。
 
「希薄な主体」というテーマ自体は、美術家の岡崎乾二郎が、くるり論などでも指摘しているが、簡単に言えば「私」と「あなた/君」との境が曖昧な状態のことをさす。
 
前作において、この「希薄な主体」の傾向は割と強く、詞中にはほとんど、「私」という言葉は出てこない。
※さらに、言えば「君」の部分を「私」に入れ替えても歌詞が割と成立する。
 
今作は、前作とは違い、明確に主体-客体、自己-他者の境界線=私(“I”)と君(“you”)のパースペクティブがはっきりと描かれている。つまり、「私」と「君」の入れ替えが成立していない。
 
これは何故だろうか。
おそらくは…
 
(2ヶ月連続リリースなので全貌はまた来月に!!)
 
by積島直人/んoon

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