Blume popo、ドイツ&日本2拠点で制作された新曲「逃現郷」リリース 2年半ぶりの日本公演も決定

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2024.1.12
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Blume popo

Blume popoがシングル「逃現郷」をリリースした。

本作は、2月にリリースされるEP『Body Meets Dress』からの先行シングル。ドイツ・デュッセルドルフ在住のコンポーザー・横田と、日本にいるその他のメンバーによって、国境を越えた二拠点で行われた。レコーディングおよびミックス・マスタリングは過去作に引き続きエンジニアの田村雄平が担当。シューゲイザーやオルタナティブをバックボーンとし、8年間のキャリアで身につけた揺るぎないBlume popo独自の音像に磨きがかけられている。

野村美こ(Vo)は、“どこにもない理想郷”とされる“桃源郷”(=“ユートピア”)ではなく、すぐそこにある「現」実から「逃」げるための場所、”逃現郷”を、優しく温かい歌詞によって体現。外の世界から閉ざされた内側の安全な世界への憧憬を歌った本作品は、昨今のBlume popoの作品に一貫するテーマである「自己の境界線の揺らぎ」にやはり通底している。

ジャケット写真はドイツ・ベルリンを拠点に活動する写真家・Taichi Hishikawaによる作品。多重露光による曖昧な輪郭を描くことで、視覚的にも楽曲のテーマを強化している。リスナーにこれまで以上に高い解像度で届き、その表現に包まれたBlume popoの哲学がより強固になっていることが感じられるであろう一曲となっている。

Blume popoは、3月15日に東京・下北沢SHELTERにて開催されるライブイベント『Oaiko pre.「つむぐ」』にて、約2年半ぶりとなる日本でのライブを披露。同月22日には、大阪・寺田町Fireloopにて自主企画『essais vol.4』を開催する。

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