中国発トリリンガルラッパー・Filix王、新作EP『ふわっふわ』でemoの意味を考える 客演ゲストにizolma、氷菓子製造
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2024.4.16
Filix王がEP『ふわっふわ』をリリースした。
Filix王は、2014年より中華圏のクラウド場を拠点として活動を開始した、日本語、英語、中国語の3ヶ国語を操るラッパー。芯のある低音ボイスと透き通った高音をスイッチさせる広い音域が持ち味で、2023年からは東京に拠点を移し精力的なライブ活動やリリースを行っている。
全6曲が収録された本作では、Filix王なりのemoを音楽に落とし込んだ。引くほどのネガティヴ、卑屈、優柔不断、涙脆さ、わがまま、痩せすぎ……など、その性格や、ひとりよがりでふわふわと過ごした時間から生まれた言葉やメロディが作品に如実に盛り込まれている。客演ゲストとしてizolmaと氷菓子製造を招き、ビートメイクにfozenとjoalishoが参加。オルタナティブな要素を多く取り込んだ、実験的なデジタルサウンドにも注目してほしい。
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