2024.9.11
LISACHRISがシングル「めかりドキ (feat. Ido Kyo)」をリリースした。
[Alexandros]、ANARCHY、YENTOWN、般若、ZORN、鎮座DOPENESS、Maika Loubté、FEMMなど様々なビッグミュージシャン達のトラックをプロデュースしてきたLISACHRIS。2024年シングルリリース第三弾となる本作では、Ido Kyoをフィーチャー。Ido Kyoは、ニューヨーク在住時ブルックリンにてLil Peepと親しくなり2019年にLil Tracyのライブで共演。日本に帰国後楽曲制作を開始し、オルタナティブ・ヒップホップ、エモラップ、ハイパーポップなどを基調にしつつもジャンルに縛られない斬新な音楽性と文学的なリリックの融合を特徴としている。
本作は、LISACHRISが「蛙の目借時」という日本の俳句における春の季語からインスパイアされた歌詞と物語を展開。「目を借りる=誰かの概念を知らずに己の中に取り入れ自らのものにしている」「目を借りる=誰かをたまらなく恋しく想う時人知れずその対象の目や意見を通して自分と世界を見ている」と設定し、どこかR&B調のラブソングに聴こえる一方、集合的無意識や近年のSNS依存、それに伴う承認欲求にもフォーカスを当てた作品とも言えよう。Ido Kyoのロマンティックだが無機質なロボットのようなボーカルスタイルに合わせ、AIをイメージしたジャケットアートワークがムードを盛り上げている。
なお本楽曲は、国内レディースシューズブランド・Kurunとのタイアップも予定されている。
次のページ LISACHRIS「めかりドキ (feat. Ido Kyo)」作品情報(ジャケット、各サブスク、歌詞)