LINE MUSICの新フリーミアムモデル、アーティストにとってリスナーへ音楽を届ける方法がまた一つ増加
音楽ストリーミングサー ビスLINE MUSICは、無料ユーザーでも全楽曲のフル再生が可能となる独自フリーミアムモデルをスタートした。
この独自フリーミアムモデルの導入に伴い、課金をしていない無料ユーザーでもLINE MUSICにある5,900万曲の楽曲において、その月に初めて聴く曲であれば全てフルで再生が可能になった。利用において決済情報などの事前登録は必要なく、聴きたいアーティストや楽曲を選び再生ボタンを押すだけで広告なしで楽曲をフル再生することができる。さらに公式ミュ ージックビデオなどの映像コンテンツも、同様のモデルで視聴することができる。ただし、ダウンロード購入限定曲は対象外となっており、また1度フルで再生した楽曲は翌月1日にリフレッシュされるまでは通常通り30秒試聴となる。
「広告なし・事前登録なし、無料・全楽曲/MV」のフル再生がオンデマンドで毎月できる音楽ストリーミン グサービスは、LINE MUSICが日本初・業界初としている。無料ユーザーの楽曲やMVの再生に伴うアーティストサイドへの対価も通常と同様に支払われる。
まだサブスクの音楽ストリーミングサービスを使用したことのないリスナーにとって、世界中のアーティスト・楽曲に出会う入り口にもなるであろう今回の取り組みは、ストリーミングで楽曲を配信しているアーティストにとっても、そういったリスナーに対し再生対価の発生する枠組みの中で、自らの楽曲を届ける方法がまた一つ増えたこととなる。
音楽ストリーミングサービスの普及を通じて、インディペンデントなアーティストのフックアップも推進しているLINE MUSICは、今後もLINEのAI技術を活用した楽曲レコメンド機能の追加なども予定している。