こっちのけんと紅白初出場決定 インディペンデントで楽曲リリース 「はいよろこんで」SNSから社会を巻き込む大ブレイク

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2024.11.19
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本日11月19日、大晦日にNHK総合等で放送『第75回NHK紅白歌合戦』の出場歌手41組が発表され、今年「はいよろこんで」の大ヒットでブレイクを果たしたアーティスト・こっちのけんとの初出場が決定した。

こっちのけんとは、楽曲制作や映像制作、デザインなどマルチに活躍するソロアーティスト。俳優の菅田将暉を兄に持ち、アカペラサークルに所属していた大学時代には、アマチュアアカペラの大会『A cappella Spirits』で全国優勝を経験。2019年には『第70回NHK紅白歌合戦』にてRADWIMPSのバックコーラスを担当していた。

同年から、アカペラカバー動画を中心としたYouTubeでの活動を開始。2022年8月に初のオリジナル楽曲「Tiny」をリリースすると、同年12月の2ndシングル「死ぬな!」がSpofify国内バイラルチャートに5か月連続ランクインするなどバイラルヒットを果たした。


 
そんなこっちのけんとにさらなる飛躍をもたらしたのが、今年5月27日にリリースされた6thシングル「はいよろこんで」だ。「死ぬな!」に続いてプロデューサー・GRPとタッグを組み制作された同楽曲は、軽快なサウンドとメロディはもちろん、モールス信号を取り入れた歌詞や、映像作家のかねひさ和哉が手がけたレトロなアニメーションMVが話題に。つい真似したくなる「ギリギリダンス」も流行の後押しとなり、国内外でTikTokを中心とする各SNSを席巻し、人気音楽YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」にも出演。

2024年11月現在、SNSでの総再生回数は140億回を突破。また、その勢いはネットシーンにとどまらずお茶の間やライブにも。TBS『CDTV ライブ! ライブ!』をはじめとする地上波番組や、『イナズマロック フェス 2024』への出演も果たすなど、活躍のフィールドを大幅に拡大させている。

なお、こっちのけんとは現在に至るまでメジャーレーベルへの在籍経験がなく、「はいよろこんで」を含むすべての楽曲をTuneCore Japanを経由しリリースしている。アルバムのリリースも未だなく、かつサブスク時代のインディペンデントアーティストが『紅白』に出場するという異例の快挙を成し遂げた。

『第75回NHK紅白歌合戦』は、12月31日19時20分から23時45分にかけて、NHK総合・BSP4K・BS8K・ラジオ第1・NHKプラスにて放送される。

 

こっちのけんと「はいよろこんで」

こっちのけんと「はいよろこんで」