水野蒼生がシングル「moonlight diving」をリリースした。

2018年に名門音楽レーベル「ドイツグラモフォン」から史上初のクラシカルDJ（クラシ ック音楽専門DJ）としてメジャーデビューし、また指揮者、作編曲家、劇伴やCM音楽、アーティストへの楽曲提供など様々なスタイルで活動を展開する水野蒼生。10月末には安次嶺希和子とコラボし、「Prism of Habanera」をリリースするなど、改めてアクティブな動きをみせている。

本作は水野蒼生がドビュッシーの不朽の名作「月の光」を大胆にリコンポーズ（再作曲）した作品。ドビュッシーがこの曲を書いた120年前と比べ、月に対する心理的距離が変化したことに着目し、”宇宙空間から月を見下ろす” というSF的な視点を取り入れることで名曲に新たな解釈を加えた。スペースオペラのサウンドトラックのような壮大なサウンドスケープ。「月の光」の馴染みあるメロディを活かしつつ、未来への想像力をかきたてるまた新たな楽曲に仕上がっている。