渋谷慶一郎、アンドロイドオペラ初のアルバム『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』配信開始 3月にはパリ・グランパレでコンサートも予定
渋谷慶一郎がアルバム『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』をリリースした。
本作は、2017年から世界中で巡回を重ねてきた渋谷慶一郎によるアンドロイド・オペラ初のアルバム。アンドロイド・オペラは、AIを搭載したアンドロイドが最も人間中心主義的な芸術様式ともいえるオペラと融合し、オーケストラと共に演奏する劇場作品。
今回のアルバム化にあたり、渋谷はオーケストラ、ピアノ、電子音、ボーカルに至る全てを再構成。アンドロイドが歌う歌詞の殆どはGPTによって生成され、このアルバムでは通常の人間によるオーケストラも破棄し、人工オーケストラを従えてアンドロイドが歌う世界の終わりのシミュレーションとバリエーションを表現する。「唯一の人間による演奏」は作曲者自身のピアノであり、世界の終わりに対峙する最後の人間のメタファーとなっている。
『ATAK027 ANDROID OPERA MIRROR』は各種配信プラットフォームにてリリース、及びCDも発売。また、アルバム発売を記念し、第三弾シングル『Midnight Swan (Android Opera ver.)』も同時に公開。さらに、3月14日(金)にはパリの大規模な美術館 Grand Palais(グランパレ)でコンサートも予定されており、詳細は会場公式ウェブサイトにて公開となっている。