2020.3.9
日本レコード協会が2月19日に公開した2019年度第4四半期音楽配信売上実績をもって、音楽ストリーミングが2018年に続き2019年も130%の成長となったことが明らかになった。
国内音楽配信売上の統計区分が切り替わった2017年から、3年連続の前年比越えとなっている。
【2019年音楽配信売上】
■ストリーミング ※括弧は前年同期比
サブスクリプション/音楽 : 404億1,700万円(130%)
サブスクリプション/音楽ビデオ : 13億3700万円(246%)
広告収入/音楽 : 15億5,300万円(463%)
広告収入/音楽ビデオ : 32億5,300万円(110%)
合計 : 465億3,000万円
また、音楽のサブスクリプションの成長だけでなく、音楽ビデオと双方の広告収入も軒並み成長しており、中でも音楽ストリーミングの広告に関しては約4.6倍と急速な伸長となった。
ちなみに、世界的にみるとこの動きはより進んでおり、RIAAによるとUSの2019年のストリーミングサービスの売上は全体の約80%を占める88億ドルとなっている。