mezz、audiot909とタッグでアマピアノ・ムーブメントに日本からアンサー曲「Touch」 MVも公開
MEZZがシングル「Touch」をリリースした。
4月23日にリリースした韓国の気鋭プロデューサー・KYUMANプロデュースのシングル「夜に会うFriends」も好評なシンガー/ラッパーのmezz。今作では、音楽制作だけではなくライターとしても活躍するジャパニーズ・アマピアノのパイオニア・audiot909と初めてタッグを組んだ。『SUMMER SONIC 2024』など国内外のフェス出演を重ねながら、Roska、ShardaといったUKの注目プロデューサー陣とも共演を果たしてきたmezzが世界に躍進するアマピアノ・ムーブメント、そしてTylaへの日本からの回答を打ち出す。
南アフリカで誕生したハウス由来のダンスミュージックであり、近年では世界のチャートを席巻しているジャンル・アマピアノ。本楽曲はそんなアマピアノとR&Bにアフロビーツの要素をクロスオーバーさせることで、世界から絶賛されたTylaのヒット曲「Water」のスタイルを日本語のポップスとして昇華。そのグルーヴと空間感を継承しつつも、東京という街の湿度やストリートの感性を織り交ぜたユニークな解釈で仕上げられている。
トラックはaudiot909らしい低音の抑揚と美しいメロディラインが効いた展開が特徴で、国境を越えてフロアを揺らす強度を持ちながら、しっかりと「日本からの視点」を感じさせる仕上がり。そこにmezzによる日本語と英語を自在に行き来するリリックとソフトでフロウ感のあるボーカルが重なっている。
また本日夜公開されたMVは、mezz「Money From The Dirt」やsaccharin「Shisoukaseki」、鋭児「IGNITE」などの映像も手がけてきたクリエイティブチーム・Skidが担当。楽曲の持つ空気感とビートの緩急を映像でも体感できる作品に仕上がっている。