U-zhaan、11年ぶりニューアルバム『Tabla Dhi, Tabla Dha』リリース 鎮座DOPENESS、Cornelius、青葉市子、ハナレグミ、原口沙輔、坂本龍一らとコラボ
U-zhaanがアルバム『Tabla Dhi, Tabla Dha』をリリースした。
タブラ奏者U-zhaanの、前作『Tabla Rock Mountain』から約11年ぶりとなるニューアルバム。ジャンルや国境を越えた豪華ゲスト陣とのコラボレーションを通じてタブラの魅力を余すところなく引き出した本作では、これまでHIPHOP、電子音楽、ポップス、インド古典音楽など縦横無尽に活動し続けてきたU-zhaanならではの唯一無二な音世界が楽しめる。
鎮座DOPENESS、Cornelius、青葉市子、ハナレグミ、原口沙輔らとの多彩な楽曲、ベンガル人ラッパーCizzyをフィーチャリングしたベンガル語ラップ曲、そしてインドの超人気シタール奏者であるPurbayan Chatterjeeを迎えた本格的なインド古典音楽。さらにはRyuichi Sakamoto + U-zhaanとして2015年にアナログ盤のみでリリースされた「Tibetan Dance」も新ミックスで収録するなど、まさに盛りだくさんの内容に。
5拍子、7拍子、9拍子など、変拍子楽曲の多さも本作の特徴のひとつ。あまり耳慣れないかもしれない奇数拍子だが、全く難解さを感じずに心地良く耳に届く。ハナレグミとの共作曲「カンしてパイして乾杯!」では、6.5拍子という小数点拍子の楽しさを軽快に体感できる。アートワークは、前作でも大きな話題を呼んだVender Woh! + 1938.jpが担当した。