VIDEOTAPEMUSIC、辻村豪文(キセル)ボーカルに迎え新盆踊りソング「石引ゲバゲバ音頭」配信開始  MVも公開

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2025.8.6
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VIDEOTAPEMUSICがシングル「石引ゲバゲバ音頭」をリリースした。

およそ1年ぶりの新曲となる本作は、今年4月にアルバム『観天望気』をリリースしたことも記憶に新しいキセルから辻村豪文をボーカルに迎えた、ご当地哀愁ディスコ新民謡に。石川県金沢市・石引商店街からの依頼により制作された、石引の盆踊りのための完全オリジナルソングとなっている。

過去に存在した「石曵音頭」(戦前)や「平成版 石引音頭」(1995年制作)を参照しながら、あえて新曲として制作されたという本作。平成版の石引音頭と続けてプレイできるようBPMも調整されており、地元の人もそうでない人も一緒に楽しめる仕掛けが詰まっている。制作にあたっては、石引商店街の約100名にアンケートを実施し、その声をもとに作詞。石引を知らない人でも歌えばたちまち“石引通”になれるような、ローカルでありながら親しみやすい一曲に仕上がっている。サウンドはVIDEOTAPEMUSICならではの哀愁漂うディスコビート×音頭のミックスで、夏の夜を彩る新たな盆踊りソングが誕生した。

カップリングには、CHERRYBOY FUNCTIONによるリミックスを収録。石引の子どもたちのボイスサンプルも取り入れた、ニュージャックスイング〜ワシントン・ゴーゴー風味のハッピーなアレンジとなっており、平成版「石引音頭」のカセットB面に収録されていた幻のニュージャックスイング民謡「ぶらり石引 季の詩」へのオマージュも込められている。

アートワークは石引商店街に残されていた写真を使用。ジャケットに写るのはかつて石引を走っていた路面電車の姿。デザインは石引の印刷スタジオ、石引パブリックが手がけた。地域に根ざしたローカルチューンでありながら、土地を越えて、全国のパーティーや祭り、自宅のリビングまで、自由に好き勝手に楽しんでほしいという願いから、8月22日には7インチアナログ盤での全国リリースも決定している。

なお、現地の石川・金沢での企画を担当した老舗カレー店JO-HOUSEのモカ氏は、リリースにあたって下記コメントを寄せている。

「かつて昭和に歌い踊られてきた初代『石曵音頭』は、音源も楽譜もない詠み人知らずの労働歌のように高度成長期の時代の流れで口承が途切れ消滅しました。復活させるべく石引商店街の有志たちが新しい石引音頭を発表したのが平成の1995年。そして30年後の2025年、令和の石引音頭をVIDEOTAPEMUSICさんと共に製作しました。本命盤『石引ゲバゲバ音頭』、家でディスコでお祭りで歌って踊ってください!」モカ(企画発案/JO-HOUSE)

また、同曲のMVも公開となっている。

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