『tiny desk concerts JAPAN』、待望の音源配信開始 第1弾はくるり

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2025.9.26
『tiny desk concerts JAPAN』、待望の音源配信開始 第1弾はくるりのサムネイル画像

アメリカのラジオ局『NPR』による人気企画の日本版として、2024年に放送開始した『tiny desk concerts JAPAN』の音源が、Apple Music・Spotify・YouTube Musicなど各種音楽ストリーミングサービスにて全世界配信されることが決定。その第一弾として、くるりが披露した「La Palummella」「ブレーメン」「奇跡」「Time」「琥珀色の街、上海蟹の朝」「ばらの花」が9月26日に配信開始された。

2008年より放送されてきた本国版では、ビリー・アイリッシュやテイラー・スウィフト、BTSなど名だたるアーティストが出演。2024年春からNHKで放送中の『tiny desk concerts JAPAN』は東京・NHK放送センターの一角で撮影が行われ、藤井風や稲葉浩志など、日本を代表する豪華アーティストが出演を果たしてきた。そんなファン待望の番組音源が配信限定となるDolby Atmos版音源となって、臨場感あふれるライブ体験を届ける。

配信第1弾アーティストは、1996年の結成以来、多彩な音楽性で日本音楽界に独自の地位を築いたレジェンドバンド・くるり。TDCJスペシャルステージとして、最大編成となる総勢16名が集結し、唯一無二のくるりサウンドを特別アレンジで響かせた。

収録時には、岸田繁(Vo/Gt)が20年に渡りファンであることを公言するイタリア・ナポリの伝説的ミュージシャン、ダニエル・セーペ(Daniele Sepe)が来日。奇跡のコラボレーションによる臨場感たっぷりのスペシャルステージを、よりリアルかつ鮮明に楽しめる。

佐藤征史(Ba) コメント
 
オフィスの小さな机に収まりきらない大人数でしたが、普段できない場所で、普段一緒にできないメンバーと、普段と違うお客様の前で演奏できたことはとてもいい思い出になりました。
それがDolby Atmos で聴けるなんて、なんて贅沢なんだろうと思います。
配信第1弾アーティストとして誇りに思うと共に、新しい音楽のかたちとして、この素敵なコンサートがずっと残るものになったことを嬉しく思います。
これからもたくさんのアーティストと一緒に続いていけばいいなと思っています。

岸田繁(Vo/Gt) コメント
 
憧れのtiny desk concerts。ずっと念願でした。小さな部屋に人数詰め込むのが夢だったので、叶えられて嬉しいです。色んなアーティストの演奏を今まで観ていましたが、くるりらしい演奏になったと思っています。私が敬愛するナポリの作曲家/演奏家Daniele Sepe や、チェコで活躍するヴァイオリニスト後藤博亮さん、そして京都や東京の仲間たちと和気藹々と演奏することができました。その様子をどうぞお楽しみいただければと思います。

 

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