岡林風穂、弾き語り一発録りの4thアルバム『東京』リリース カンパニー松尾監督のMVも公開

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2025.10.30
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岡林風穂がアルバム『東京』を10月29日にリリースした。

岡林風穂は、2018年より音楽活動を開始したシンガーソングライター。ソロと並行して、岩出拓十郎(本日休演、フー・ドゥ・ユー・ラブ、ラブワンダーランド)をプロデューサーに迎え、小池茅(Dr/ラブワンダーランド、映像作家)、有泉慧(Ba/本日休演、ラブワンダーランド)とともにバンド・岡林風穂 withサポートでも活動。同バンドでは今年1月に新レーベル・果実より1stアルバム『BLUE IS SO BRIGHT』をリリースして話題を呼んだ。

4枚目のソロアルバムとなる本作は、収録されている12曲すべてを歌とギターのみの完全一発録りで制作。これまでで最もネイキッドで瑞々しい作品となった。昨年6月に地元・岐阜県多治見市から東京へ居を移した岡林が、上京後の新しい生活の中から生まれた楽曲、上京するかどうか迷っていた頃の楽曲、東京のことなど頭にない初期衝動いっぱいの頃の未発表楽曲という三つの時期に書かれた楽曲で構成されている。

岡林にとっての原風景、そこに流れる穏やかな時の流れを人生の背景としながら、大都会に向かい、そこで生活していく決意や逡巡が生々しくも鮮やかなポップネスをまとい、平然と、時には持ち前の秋晴れのような軽やかさで描かれる。上京を契機に移り変わった景色と、それでも変わらなかった大切な気持ちと記憶。岡林風穂という表現者の若い歴史とその神髄が一本の線で繋がった、ここまでの集大成と言える一作。

リリースに伴い、カンパニー松尾が監督を務める収録曲「夜のコンビニに行こうよ」のMVも公開された。なお、本作を引っ提げたワンマンライブが、11月3日に名古屋・鶴舞KDハポン、12月18日に東京・下北沢440で開催される。

 

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