Ashley、客演にAKLO、MuKuRo、柊人らが参加した全10曲のミニアルバム『1999』配信リリース
Ashleyがミニアルバム『1999』をリリースした。
自身の楽曲制作はもちろんのこと、客演やタイアップ、フェスやライブハウス、ナイトクラブでのライブ活動も精力的に行い、着実にアーティストとしての地盤を固める一方、とんねるず・木梨憲武の音楽バラエティ番組『木梨レコード』ではアシスタント役に抜擢され、持ち前の突き抜けた明るいキャラクターが多方面から注目を集めている次世代バイリンガルシンガー・Ashley。
自身の誕生年をタイトルに冠した今作で、アーティストとしての第2章の幕開けを飾る。先行シングル「Destiny」では、ネクストレベルに向かう自身の覚悟を強調。圧倒的なルックスと内に秘めたエネルギーはMVにも投影され、見たものに大きな衝撃を与える。Ashley自身の推し曲でもある「Lowkey」は、単なる「控えめ」を意味しない。見栄や偽りを脱ぎ捨て、自分に正直であることを心地良いLo-fi HIPHOPやR&Bを基調としたグルーヴの上で表現。「SOS」は、大切な誰かが発する声なき心の叫びに、ただひたすらに寄り添う無条件の愛を歌い上げる。囁くように繊細な歌声から、魂を振り絞るようなファルセットまで、楽曲の持つ感情のグラデーションを見事に表現している。
コラボゲスト陣もアーティストによって様々な彩りを魅せる。MuKuRoを客演に迎えた「I Do ?」は、男女それぞれの本音と建前を軽快なビートに乗せて描き出すポップチューンで、うねるようなファンキーなベースラインが生み出すグルーヴは、聴く者の身体を自然と揺らす。柊人を客演に迎えた「泣いて」は、行き場を失った感情に静かに寄り添い、涙を流すことを赦す痛切なメッセージソングで、オルタナティブR&Bの余韻を纏いながら、ギターリフと重厚なビートが交錯する立体的なサウンドとなっている。また、MVに実妹(そっくり)が出演したことで注目を集めた3月リリースのシングル「オトナって…」や、AKLOが参加したシングル「On The Island」も収録した全10曲。今作もサウンド面をJoe Ogawa、LUNAがサポートし、ガッチリとその音楽性とクリエイティビティは高められている。