西寺郷太、カバーアルバム『Human』リリース 日本のポップス名曲への愛とオマージュを凝縮

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2026.2.18
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西寺郷太がカバーアルバム『Human』をリリースした。

NONA REEVESのシンガー、メインソングライターとしての活動はもとより、ソロワークや楽曲提供、さらには文筆業や自身のYouTubeチャンネル『西寺郷太チャンネル NGC』など、多岐にわたる分野で才能をふるう西寺郷太。本作は、彼が80〜90年代の「ディープ・シティポップ」――すなわち歌謡曲やニュー・ミュージックと真摯に向き合った、人間味溢れるカバーアルバムだ。テレビやラジオ、アニメ、スナック、カラオケ……昭和と平成のはざまに街中へ降り注いでいた名曲たち。ノスタルジーの先にこそ未来を見出す、日本のポップ・ミュージックへの深い愛とオマージュが込められている。

選曲・制作にあたっては、西寺自身が直接薫陶を受けた筒美京平や湯川れい子、そしてその研究と実践の姿勢に心からの敬意を捧げる大瀧詠一の作品をはじめ、これまでにないほどジャンルを横断する視点が貫かれた。NONA REEVESとしての二度にわたる中国ツアー、そしてソロでの台湾公演といったアジア各地での成功を経て、彼があらためて見つめ直した「日本のポップスの魅力」。そのエッセンスを濃密に真空パックした、究極の8曲が収録されている。

1980年という「新しい時代の始まり」に産声を上げた音楽を、リアルタイムで浴びて育った1973年生まれの視点から現在へとアップデート。オリジナルへの敬愛に満ちたサウンドとヴォーカルで、モダンかつフレッシュに再定義している。プロデュースには、長年信頼を寄せる冨田謙、山形知也に加え、若き才能・大樋ゆう大を起用。「Woman “Wの悲劇”より」では、NONA REEVESの作品やライブで長年共演してきたヒックスヴィルの真城めぐみとのデュエットも実現した。

マスタリングは、バレアリック/アンビエントの鬼才・Calmが担当し、極上の音像を構築。ジャケットデザインは、YouTube『西寺郷太チャンネル NGC』のプロデューサーである福見敬太が手掛けた。地元・三軒茶屋の理容室でいつものように髪を切る西寺の日常を切り取り、アルバムのテーマである“人間味=Human”をビジュアル面でも鮮やかに表現している。

 

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