AIRIE、ジャンルを横断する2ndアルバム『S (CARED)』リリース T-STONE、Masato Hayashi客演曲も収録
AIRIEがアルバム『S (CARED)』をリリースした。
2024年、オーディション番組『RAPSTAR 2024』への出演を機に突如現れた、国内HIPHOPシーンの異端児であり、突然変異的存在・AIRIE。メロディセンスを携えた天才肌のシンガー/ラッパーであり、その圧倒的なキャッチーさとエッジの効いたハスキーボイスから、すでに「和製The Kid LAROI」との呼び声も高い。
本作のテーマは、『RAPSTAR』によって急激に加速した環境とそれに取り残された自身の心、一児の父としての日常を生きる本名の自分と表現者・AIRIEのアイデンティティの乖離だ。愛着(CARED)が恐怖(SCARED)へと反転する心理的パラドックス、守るべき家族が時に己の無力さを突きつける鏡となることが描かれている。
ピアノイントロから壮大なビートチェンジを展開する「SKELTON」で幕を開け、MVが13万回再生を記録し「6.12INCHES (feat.T-STONE, Masato Hayashi)」では鋭利なトラップサウンドを提示。一方、AIRIE史上最もポップな質感でドライブソングにも最適なシティポップ「HEADLIGHT」は、後に客演を迎えたリミックスのリリースも控える本作の最重要曲だ。さらにR&B色の濃い「RUNNING」「DIGRESSION」、オルタナティブなギターサウンドが印象的な「LA FIN DU JOUR」まで、HIPHOPを軸としながらもジャンルの境界を自在に横断する。逃げ場のない二面性を、多彩な音楽性とともに極上のポップメロディへと昇華させた一作となっている。