AWAのLOUNGE機能をアーティスト活動に活用する
現在、音楽リスナーは音楽ストリーミングサービス、いわゆるサブスクを使って音楽を聴くことが主流になっています。音楽アーティストも、音楽デジタルディストリビューションサービスを利用して様々な音楽ストリーミングサービスに自分の楽曲を配信リリースすることができるようになっています。それらには様々な種類があり、音楽を聴くという基本的なことから、サービスによってそれぞれ独自の機能を提供しています。
音楽ストリーミングサービスAWAが提供している「LOUNGE(ラウンジ)」も、その特徴的な機能のひとつ。そこで今回、そもそも「LOUNGE」とはどういった機能なのか、そしてアーティスト活動にどのように活用することが考えられるのか、AWAの担当者の方に聞いてみました。
——まず、そもそも「LOUNGE」とはどういった機能なのか教えていただけますか?
「LOUNGE」は“同じ時間、同じ空間で、同じ音楽を。”をコンセプトとした、ユーザー同士でリアルタイムにコミュニケーションを交わしながら音楽を楽しむオンライン空間です。ライブハウスやクラブ、ミュージックバー、カラオケルームといった同じ音楽を皆で一緒に聴いて楽しむという体験をよりライトにオンラインで提供しています。
「LOUNGE」で流れる楽曲は、フル尺ではなく90秒サイズとなっており、AWAの有料会員だけでなく、Free会員でも参加することが出来ます。また、ブラウザ版も提供をしていますので、AWAアプリをDLしていない人であっても参加することが可能です。
日本もストリーミング全盛となり、CDの貸し借りなどが自然と行われていたフィジカルの頃に比べて、一人で音楽を聴くシーンが増えたと体感されている人も多いのではないでしょうか。オンラインでも『音楽をただ聴く』ではなく『音楽を誰かと楽しむ』体験を提供したいという想いから「LOUNGE」は生まれました。
——「LOUNGE」を利用することで、例えば再生が増えたというような事例があれば教えてください。
「LOUNGE」というオンライン空間においては、参加者の人数が再生数に直結します。たとえば、100人が集まった状態で1曲を再生すると言わずもがな100再生となります。特定のユーザーに多くの再生を促すわけではないため、自然な体験で再生数が伸びることになります。
2021年春にローンチ後、多くのアーティスト様と企画をご一緒してきましたが、どのアーティスト様からもご好評を頂いており、再生数増加はその一つの理由となっております。
また、「LOUNGE」は誰でも開催が可能ですが、一般ユーザーが開催する通称「ファンラウンジ」も盛り上がりを見せています。多くのユーザーと一緒に楽曲を視聴することにより、再生数が上がりアーティストの応援につながるというモチベーションが大きいですね。
——「LOUNGE」はアーティスト活動にどのように活用することが考えられますか?
「LOUNGE」はその空間に集まった人に対して、開催者(オーナー)が聴かせたい楽曲を確実に聴かせることができます。これまでストリーミング特有の体験とされていた「プレイリスト」は仮に自身の楽曲が入ったとしても、ユーザーがその楽曲を聴いてくれるとは限りませんので、そこが大きな違いだと思います。
また、LOUNGEにはチャット機能がありますので、リアルタイムで楽曲の反応を参加者からキャッチしたり、コミュニケーションを取ったりすることで自身のファンの獲得にも活用いただけます。
——「LOUNGE」機能はどのようにすれば利用できますか?
「LOUNGE」の開催はAWAのアプリが必要となりますので、DLをお願いいたします。アプリを開いたらファーストビューである「FOR YOU」最上部の「おすすめのラウンジ」から「LOUNGE」ページにアクセスしてください。
【AWAよりご案内】
AWAではLOUNGE開催アーティスト様を募集中!
当記事を見てご連絡(下記メールアドレス)いただいたアーティスト様には、ユーザーに人気のLOUNGE追加機能や再生数向上のナレッジなどを特別にご提供させていただきます。
担当:AWAコンテンツグループ 浅井智貴 ( live_streaming@awa.fm )