Lo-keyBoiインタビュー 「嘘はなしでリアルに」Spotifyバイラルチャートにもランクインする注目の若手ラッパー
Lo-keyBoi(ローキーボーイ)
2000年生まれ、広島・福山出身の新世代ラッパー。
ソロでの活動に加え、客演でも多くのアーティスト(Cuffboi, kick tea, Michrome, Jinno, campbell, C.H.N., 音装詞好徒, TKZ, Lil Young 理由 など)の作品に参加。サンクラでも活発に活動しながら、2020年1月にリリースの「Make wanna cash (feat. Ganeesha & Benjamin)」を皮切りにストリーミングでもコンスタントに作品を発表。1st EP『YUNG』、2nd single「Fresh years (feat. Juster)」、同郷・広島のLinobuを迎えた「Traffic Jam (feat. Linobu)」、2nd singleのリミックス「Fresh Years (Remix) [feat. 炉馬 & TERU]」、Ainaとのコラボ曲「U an Me」、そして先日6月にはBLOOM VASEやBBY NABE、Lil KINGなど現行のシーンを賑わす若手ラッパーが多数客演参加した1stアルバム『TALENT』をリリース。収録曲の「名神Drive」はSpotifyバイラルチャートにもランクインし話題となるなど、その個性的な歌声とともに今最も注目が集まる若手ラッパーのひとり。
——Lo-keyBoiさんが最初に音楽に興味を持ったきっかけを教えてください。
親がK-POPが好きで、それでK-HIPHOPにハマっちゃって(笑)。ZICOとか聴いてました。それから先輩に色々ラッパーを教えてもらうようになって、KiDNATHANを聴いて「やべえーっ!」てなりましたね(笑)。
——それからそういった経緯で自分でもラップをやるようになったんですか?
先輩に無理やりフリースタイルさせられたところからですね(笑)。大学の先輩だったので、帰り道に家でやらされたの覚えてます(笑)。
——Lo-keyBoiさんは広島の福山出身ということですが、現在の活動拠点はどちらですか?
今は京都、大阪など関西がメインです。
——最新作を教えてください。
こないだの6月に、1st Album『TALENT』をリリースしました。作品として、まずなにより誰もが聴きやすいサウンドに仕上がった「名神Drive」から始まっていて、それは掴みとしても完璧だと思ってますし、全体としてラッパーとしての苦悩をまとめた曲から恋愛感についてまで、全て自分が思ったこと、実際にあったことを書いてます。オレの人生の表現だと思いながら聴いてほしいです(笑)。
『TALENT』各配信ストア : https://linkco.re/RVzfMzcS
——1stアルバムをリリースされるまでも、短い間に多くの作品をリリースされていますが、中でもおすすめの楽曲はありますか?
2020年5月にリリースした1st EP『YUNG』に収録されている「Feelin Trap」ですね。楽曲のMixingも好きですし、歌詞にはラッパーの苦悩や前向きな気持ちなどがよく表現されていて好きな曲です。あと、自分のメロディヤバいです(笑)。
「Feelin Trap」収録の『YUNG』各配信ストア : https://linkco.re/u1AAnUaZ
——楽曲の制作はどのようにされていますか?
宅レコでレックして、マスタリングまで自分でやっています。
——ご自身ではどんなところが音楽的な特徴だと思いますか?
とにかく他にはない発声と歌詞をよく聴いてほしいです(笑)。
——影響を受けたアーティストを教えてください。
KiDNATHANとYuzion、Lil Tjayです。正直、全員メロディもですけど歌詞に喰らってます(笑)。なんか最近のエモとは違って、愛の重さとか内側の弱い部分をより見せていたり、Flexしてるのに切ないとか。これらのアーティストにはそういった部分に惹かれました。
——楽曲でいうと、どんな曲に影響されました?
こういう感じですかね、チルする時によくあいます(笑)。
——Lo-keyBoiさんは音楽活動をするにあたって、何か特に意識していることはありますか?
極力嘘はなしでリアル。そして、こうしたいとかこうなりたいことを書くことですね。自分の弱いところも曝け出していくとか、そういった部分は重要だと思います。
——今の音楽を取り巻く状況に関して、何か感じることはありますか?
音楽が身近になった分、金だけ持ってるやつの声が大きくなった気がします。本質はスキルと生活。それが大事だと思ってます。
——では最後に、今後の活動の展望や予定をお願いします。
MVをバンバンだしたいっすね(笑)。
あと、自分の音楽をSoundcloudでもiTunesでもYouTubeでもなんでも良いので聴いてみてください。本気でやってます。
Lo-keyBoi
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