,ζ,”⊃恋呂百花インタビュー 木下百花がバイオレンス&ポップ・エレクトロへのトランスフォームで手にした包み隠さない感情表現
2022年3月をもって所属事務所から独立し、2023年2月、EP『ときめきガチリアル』のリリースと共に新プロジェクト・,ζ,”⊃恋呂百花(ぶっころももか)としてのアーティスト活動を開始した木下百花。これまでにも百花、kinoshita、そして本名の木下百花とたびたび活動名義を改めてきたが、エモーショナルなバンド編成楽曲からアヴァンギャルドな打ち込みサウンドへと舵を切った今回のシフトチェンジは、キャリアの中で最も劇的な変化と言えるだろう。始動以来毎月リリースを続け、その表現を研ぎ澄ませ続ける彼女に話を聞いた。
取材・文 : サイトウマサヒロ
強い感情に負けない名前を付けたかった
——新たな名前で活動していこうと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
2022年10月に木下百花名義で「とき・めき・馬鹿・みたい」というシングルをリリースしたんですけど、以前までのバンドサウンドと全然違う、完全にPCの中だけで完結する音楽を初めて作ったんですよね。その時に改めて今までの自分の音楽を振り返って、スタイルを説明できるような一貫性がないなと思って。それが自分の強みでもあったんですけど、別名義があってもいいんじゃないかと考えるようになりました。「とき・めき・馬鹿・みたい」の時点ではまだ今後の方向性もフワフワしていたんですけど、2023年2月のEP『ときめきガチリアル』の収録曲が出来上がる頃には完全にキャラ変したという実感があったので、このタイミングで変えようと決めました。
——名義が新しくなるとともに、音楽性もガラリと変わりました。打ち込みのエレクトロサウンドには以前から興味があったのでしょうか?
いや、まったく考えてませんでした。聴くのは好きだったけど、作ったことはなかったし。DTMも、ちょっとデモを作るくらいで。1人でやるためにはそうするしかなかった、という理由が大きかったです。
——「,ζ,”⊃恋呂」という名前は表記も含めてインパクトがありますよね。
表記はめっちゃ困るんですけどね。みんな律儀に書いてくれるんですけど、私としては「ぶっ恋呂」でも別にいいっていう(笑)。EPに参加してくれたhonninman、戦慄かなのちゃん、ウ山あまねさんとか、自分の周りに変わったアーティスト名の人が多くて、自分も覚えやすい名前がいいなと思ったんです。最初は2つ候補があって、「黄昏撲滅ももちゃん」か「,ζ,”⊃恋呂百花」か。どっちにしようか悩んでいた時に、占いにハマってる友達がいたから、一緒に占い師さんのところに行って、姓名判断の結果,ζ,”⊃恋呂百花になりました。
——画数なども踏まえた結果なんですね。
そうそう。でも二つとも真剣に考えました。音楽で怒りや葛藤、ネガティブな感情をポップに表現したいという気持ちが元々あって。木下百花名義だと、それをオブラートに包んで、聴きやすくパッケージされたものを届けていたんですけど、自分でトラックを作り始めてからは、曲が「自分」そのものになって……良くも悪くもそういう感情が直接曲に入り込むようになったので、その感情に負けないような名前にしたかったんです。
——今は活動も完全にインディペンデントで、メールのやり取りもご自身でされてるとか。
そうなんです。マネージャーをめっちゃ探してるって書いておいて欲しいです(笑)。
同じビジョンを持つ仲間と作り上げたEP『ときめきガチリアル』
——事務所から独立して初のリリースが、先ほどもお話しいただいた昨年10月の「とき・めき・馬鹿・みたい」でした。
曲を作り始めたの自体は夏頃からでしたね。デモが出来て、この曲をどうすればいいんだろう? と考えていた時に以前から仲の良かったhonninmanに相談したら、自分で作ってみてもいいんじゃないかと言われたんです。なので、私からもちょっと手伝ってもらえますかとお願いしました。初めて打ち込みで楽曲制作をしたから、今みたいに全部はできなくて、honninmanに編曲をサポートしてもらいながら。
——その後12月には、引き続きhonninmanさんが編曲に参加し、眉村ちあきさんをフィーチャリングした「Make love…」が出て。
honninmanと眉村ちゃんと3人で遊んだこともあって、眉村ちゃんとは何かやりたいとずっと思ってました。で、「ちょうどこのタイミングじゃね?」と。眉村ちゃんは結構はっちゃけてる印象が強くて、あんまりセクシーなイメージがないから(笑)、見たことない部分を自分の曲で出して欲しかったんです。R&Bシンガーみたいに歌ってくれ、眉村ちゃんにしか歌えないから! って言って。
——そうした木下百花名義での2枚のシングルがあって、いよいよ,ζ,”⊃恋呂百花として初のEP『ときめきガチリアル』がリリースされました。EPに収録された2曲の新曲は一気にトラックの自由度が広がって、遊び心が増したような印象があります。
開き直った感じというか。2曲これでやってきたし、ここから先はこの方向にシフトチェンジして行こうと思って。
——「お前だけはガチで守る♡」で客演した戦慄かなのさんとも以前から親交がありますよね。
はい。「お前だけはガチで守る♡」は、かなのちゃんのためにゼロから作った曲です。EPには、自分の身の回りにいる人に関わってほしいという気持ちがありました。それに、この登場人物の組み合わせは私にしかできないぞと。
——トラックリストに並ぶ客演陣が、「これからは気心知れた仲間達とやってくぞ」という意思表示のようにも感じられました。
そうですね。今までは自分よりも一回り、二回り上の方にサポートしてもらっていたんですけど、,ζ,”⊃恋呂百花では自分と年齢が近かったり、スタイルが近い人とやりたい。これから自分がシフトチェンジしていく先にいる人や、近いビジョンを持っている人に関わってもらいたいと思ってました。
——「犬&猫(feat. 犬&猫)[ウ山あまね Remix]」も、ウ山さんならではのハイパーポップな面白い仕上がりになっています。
ウ山さんも、honninmanが紹介してくれて。当たり前ですけど、やっぱり今まで自分がやってきたバンドサウンドと全然違う、いろんな音が入ってる音楽で。一番ふざけた曲を渡したら喜びそうだなとなんとなく思って「犬&猫」のリミックスをお願いしたんですけど、予想通り喜んでくれました(笑)。
——ちなみに、このEPのタイトルっていうのはやっぱりゲームの『ときめきメモリアル』から?
はい。完全にバイブルですね。中学生で不登校だった時に、毎日起きてる時間はずっとゲームボーイで『ときめき』をやってて。幻覚見ちゃうくらいやり込んだゲームなので、作品に絡めたかったんです。
——幻覚?
キャラがみんな自分のことを見てるみたいな。
——なるほど(笑)。フィーチャリングゲストと1対1でやってくEPのコンセプトにもハマってますね。
確かに、みんなゲームのキャラクターっぽいですよね。
決意を固めた「あんたのラブドール」、連続リリースで見せた成長
——『ときめきガチリアル』から12か月連続リリースがスタートしました。直後の「あんたのラブドール」「殺Kiss」という2曲で、表現がより深いフィールドに達したなと思って。一人の人間の中に、バイオレンスな部分とキュートなポップさの両方があるんだという木下さんの考え方がより掘り下げられています。
それまでは周りにアドバイスしてもらいながら制作をしていたけれど、初めて最後まで自分一人で完成させたのが「あんたのラブドール」でした。そこでようやく、こういうことに対してキレてたんだ、とか、自分の考えていたことに気付きましたね。「あんたのラブドール」が完成した時ももちろんですし、それを3月25日に表参道WALL&WALLで開催した『ときめきガチリアル』のリリースパーティーでお客さんと一緒に歌った瞬間、みんなの決意が固まったように感じて、表現したいものが定まったと思います。
——「あんたのラブドール」は、木下百花名義の楽曲「えっちなこと」にも共通するテーマを描いていますよね。どちらも性的同意・性的消費についての違和感が歌われています。ただ、言葉選びやサウンドでここまで印象が変わるのかという驚きもあって、この2曲に木下百花から,ζ,”⊃恋呂百花への変化が端的に表れていると感じます。
木下百花での音楽活動を始めた時には、柴田聡子さんとか、詩的な表現をされるアーティストを聴いていたこともあって、例えば殺意が芽生えても、それをダイレクトではなく詩的に包んで表現しようとしていました。だけど、「あんたのラブドール」を作ったときには「こんなにキレてるのに、なんでこっちが殺意を隠さなあかんねん」っていう気持ちで。「えっちなこと」も「あんたのラブドール」も、たくさん聴いてもらえているんですよね。だから、みんなが感じてることを歌えてるのかなと思います。それに、私が歌ってることは女性だけに当てはまることじゃないから、ライブの時に「あんたのラブドール」を若い男性の方が泣きながら歌ってくれているのを見てすごく感動しました。
——続く「あなたを、しりƒ₌い。」「Cyborg」は、また違った一面を発揮した楽曲です。歌詞に物語を感じさせるというか。
木下百花名義で人気のあった「悪い友達」みたいな、エモい曲を今作ってみたらどうなるんだろうなと思って。以前は物語風に歌詞を書くことが多かったので、それを,ζ,”⊃恋呂百花でもやってみた感じですね。春の、ちょうどエモい気持ちになる季節だということもありましたし。少女漫画がめちゃくちゃ好きなので、この2曲にはそれが活きてると思います。あとは、とにかく普段から考えたことをスマホにメモするようにしているので、そこから曲を書くことも多いですね。最近は思うことが多すぎて、頭おかしくなっちゃったんじゃないかってくらいメモの量も増えたし。他人から聞いた話とかでも、もし自分だったらどうするかとか、ちょっとしたことでも想像を膨らませて書き留めてます。
——サウンドに焦点を当ててみると、「あなたを、しりƒ₌い。」では、ギターサウンドやストリングスを取り入れたりと、大きくトラックメイクの幅が広がった印象です。ギターは以前から演奏されてましたけれど……。
でも弾くのは嫌いです(笑)。だけど音は欲しい。それに、最近は打ち込みのトラックにギターが入ってる曲ってトレンドみたいだし、やってみるかと思って。
——DTMは、やればやるほどある意味楽器の練習よりもわかりやすく音が進化していきますよね。連続リリースを通して、リスナーは木下さんの成長を感じられているんじゃないかと思います。
何で(12か月連続リリースを)やるって言っちゃったんやろうって思いますけど(笑)、宣言した以上もうやるしかないっていうか。変に責任感を持ってて、それに同じものを作るのはやっぱり嫌いなので、自然に音楽性も広がっていってますね。
——そして、6月にリリースされたのが「Cyborg」。サウンドの独自性は保ちながら、スッと耳に入ってきて、しっとり聴くこともできる、個人的にとても好きな曲です。
それまでに作ってた曲が、BPM180から200のスピーディーなものが多かったので、こういう曲も必要なんじゃないかと思って作りました。ライブをすることを意識して、セットリストのバランスを取るような。制作期間中によく雨が降っていたことも、曲の雰囲気に影響してると思います。
「自分の感情に正直に生きたい」
——過去には多くの人に楽曲を届けるという意識を持ちつつ活動されていた木下さんですが、,ζ,”⊃恋呂百花としては思い切り自己表現に振り切っているように感じます。
何より、フリーになって止める人がいなくなったっていうのが大きくて。,ζ,”⊃恋呂百花という名前を背負った時から、自分の感情を表現することに臆病になったり、遠慮したりするのはやめようと思ってました。友達もファンの人も、話してみるとみんな感情を表現するのに難しさを感じているんです。他人と関わっている中で違和感を覚えたり、でもそれが嫌だって自分でも気づけなかったり。私自身もずっと他人からは破天荒だって言われてきたけど、それでも抱いた違和感を水に流したり、心にしまい込んだままにすることが多くて。そういうのがもう嫌になったんです。自分の感情に対して正直に生きたいって強く感じるようになって。歌詞にもトラックにも、その思いが反映されてると思います。
——それでもついてきてくれるリスナーにこそ、音楽を届けたいと。
というか、ファンのみんなも私と同じことを感じてるんじゃないかと思ってます。それこそリリースパーティーで「あんたのラブドール」をパフォーマンスしたら、めっちゃ声を出して歌ってくれて。その時に、みんな言えないだけで抱えてることがいっぱいあるんだろうなって感じました。
——木下百花名義での整理されたバンド編成の楽曲が、目の前で木下さんが語りかけてくれる音楽だとしたら、,ζ,”⊃恋呂百花のアヴァンギャルドなサウンドは、木下さんの部屋の中にお邪魔するみたいな音楽だと思うんです。だから、「あんたのラブドール」のMVが部屋の中を映しているのはイメージにフィットして。
うんうん。
——なので、木下さんのアーティストとしての凄味は、表現しようとしている内容とサウンドがカチッとハマっているところだと思っています。ご自身では、宅録のサウンドに合わせて表現がパーソナルになっていたのか、それともパーソナルな表現をしたいから現在のサウンドに向かっていったのか、どちらだと思いますか?
正直なところ、最初は自分の中にある気持ちに気付いてなかったんだと思います。でも、徐々に自分の歌いたいことに気付いていって、そこからは意識的に、歌う内容に合わせてトラックも作り込むようになっています。成長とともに、音で表現できることも増えてるし、洗練されている実感はありますね。
楽曲制作は“ザコシショウ・スタイル”?
——以前はゆらゆら帝国などのロックバンドをフェイバリットに挙げられていましたが、現在DTMでの楽曲制作にあたってリファレンスにしているアーティストはいらっしゃいますか?
アメリカのAyesha Eroticaというアーティストがすごく好きで、音はもちろん、ビジュアル面でも影響を受けてますね。私は、楽曲を作る上で「エモくなりすぎない」ということを意識してるんですよ。今って、素性を明かさないで、ベールに覆われたまま繊細なことをやるアーティストも多いと思うんです。自分が馬鹿だと思われたくないっていうのもあって、SNSでも下手なことを言わないようにしてる。でも、私は馬鹿みたいなポップが好きで。ハリウッドザコシショウ・スタイルで、音も歌詞も誇張したい(笑)。そういう意味では、Ayesha Eroticaも本当にアホみたいな部分が結構あるんです。めちゃくちゃかっこいいけど、かっこよさをエモで包んでない。それがすごい刺さるんですよね。
——そういった音楽だったり、シーンのトレンドはどのようにインプットしていますか?
SoundCloudから吸収することが多いです。あまり意識的には流行を追ってはいないかな。でも、好きな曲を聴いてるつもりでも、自分の耳に入ってくるってことは少なからずどこかで流行ってるものなんだろうと思うので。好きなものを取り入れていたら自然に新しいものができるだろうなって。
——,ζ,”⊃恋呂百花では、曲作りのプロセスもきっと大きく変化しましたよね。
ですね。以前はまずギターでコードを弾いて、歌メロをなんとなく口ずさんで、そこに歌詞をはめ込んで……という流れだったんですけど、今はベースやドラムから作り始めることもザラにあるし、歌メロもキーボードで。弾き語りながら作曲していた時と大きく違うのは、メロディーを絶対に自分が思いつかないような形にいじれることですね。一音だけ、ピッと飛ばしたりとか、歌うのは難しくなるけどよくやるんです。中学生の時にボカロをよく聴いてたから、それも結構影響してるかも。
——ボカロにも触れてたんですね。
ちゃんと中二病だったので、ノートに自分で歌詞をいっぱい書いたりとかしてました(笑)。お姉ちゃんの持ってたPCを勝手に使ってニコニコ動画を見たり。
——そうしてエレクトロな楽曲制作の精度を高めつつも、7月には東京・大阪でアコースティックワンマンライブ『Kiss』を開催されています。現在の木下さんの方向性とはある意味真逆にも感じられますが、どのようなねらいがあったのでしょう。
そもそもは、ファンの人と会える機会を自分から作らないといけないと思ったんです。少し前まで、私のブッキングにお金がかかると思われてたみたいで、なかなかライブできなくて。全然高くないよって発信したので、今は色んなイベントに誘ってもらえるようになってきたんですけど。それに、みんな私についてきてくれてるけど、言わないだけで絶対昔の曲も聴きたいんですよ。で、バンドの楽曲を流して歌うのはカラオケみたいでなんか違うなと思って、弾き語りで。
——以前の楽曲も、それを愛してくれるファンも含めて大切に思っているんですね。
はい。自分の過去を全部なかったことにしたいとは全く考えていないです。,ζ,”⊃恋呂百花を始めたのも、あくまで全然違うことをやるから名前を付けただけだから、木下百花名義の曲はもうやりたくないという気持ちは全くないですね。
目標は「バケモノ」みたいになること
——現在12か月連続のリリースの真っ最中ですが、今後はどのような作品が予定されているのでしょう。
7月号は、多分今までで一番怖い曲です(注:7月30日にリリースした「カス」。取材時はリリース前)。
——というと?
一番気持ちがこもってる曲かもしれない。本当は6月に出そうと思ってたんですけど、この曲は時間をかけてMVも作りたいと思って7月に回したという経緯もあるので、思い入れがありますね。撮影してくれた監督にも「この曲は呪いだよ」って言われました。歌うときに口が回らないぐらい、文字量もとんでもないし。
——なるほど。
それ以降の曲もまさについさっきまで作っていたんですけど(注:取材現場に一足先に到着した木下は、持参したPCで楽曲制作の作業を行っていた)、気持ちと聴きやすさのバランスを取れればいいなと思います。ドロドロしたものを、至近距離から急にハイって渡されても困るじゃないですか。知らない人からしたら気持ちがこもりすぎてて怖いって感じることもあるだろうから、,ζ,”⊃恋呂百花では直接的な感情表現をする分、曲調をめちゃくちゃポップに仕上げることは意識しています。
——楽しみにしています。ちなみに、これから先一緒に楽曲を作ってみたいアーティストはいらっしゃいますか?
うーん……。誰かと共作するのは、まだ自分一人でいっぱいいっぱいなので考えつかないんですけど、楽曲提供したいとはめちゃくちゃ思ってます。アイドルに曲を作りたいなと。私が元アイドルだし、キャラ的にもアイドルと触れさせちゃいけないんじゃないかみたいな空気があるんですけど(笑)、私はやりたい。
——あるいは、3月のリリースパーティーで温泉マークさんが行った”オープニング・ゲーム実況”みたいな、音楽に縛られないコラボとか。
アレはヤバかったですね(笑)。家の中でやってるようなことをライブに持ち込んだりするのが好きなんですよね。最近、自宅で部屋中に大きなビニールプールを広げて遊んでるので、ビニールプールライブやりたいです。会場にダメって言われるだろうけど(笑)。
——それでは、今後の目標についてもお聞かせください。
最終的には、バケモノみたいになりたい。ファンタジー作品の中にいる、怖いキャラみたいなものになりたいと思ってます。アイドルだった過去に対しての抗いもあるかもしれないですけど、自分が美化されたり、綺麗なものって思われるのが結構嫌で。楽曲もビジュアル面も、過激に表現していくことを目指してます。
——最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
フリーになって、みんなとの距離感も近付いて、色々な話を聞けるようになって良かったなと思ってます。私もそこから色々感じたり、歌詞に反映したりしているので。今後私がバケモノになっても、それはずっと目指していたことで、私は昔から変わってないよってことだけ、伝えたいです。
,ζ,”⊃恋呂百花
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