AZUインタビュー 孤独と不安を乗り越えた先に ―― アルバム『Aurora』で描く愛、仲間、自分のスタイル
ワンマンは「絶対間違いないもの見せる」
——ちなみに柊人さん参加の楽曲「Aurora」はバイラルヒットにもなり、今もヒットが続いていますが、この曲がグッと伸びた時はどう感じましたか?
実はバズった時、そのことを自分は全く知らなくて。アルバム制作前くらいから時間もとられちゃうし、ちょっとSNSは控えようと思って、ずっとインスタもTikTokもあんまり見ないようにしてたんです。それでアルバムリリースして2か月くらい経ってから、マネージャーが(「Aurora」がバズっていることを)教えてくれて。それで、「あぁ、そうだったんだ」くらいの感じ。でも嬉しかったです、たくさん聴いてもらえてるんだって。
——「Aurora」はでき上がった時から手応えがあった?
あの曲ができた時は、自分的にも「うわ、めっちゃいい感じやな」っていう感覚がすごく強かったです。レコーディングでもけっこう録りなおしたし時間もかかった曲ですね。ビートをもらった後3か月くらい寝かせてて、やっと書き始めてバースだけはできたんですけど、なんかフックは自分じゃない気がして。それで誰かいないかなって探してたら、KORK君から「柊人がいいんじゃない?」って言われて。たしかにいいかもってことで大阪で柊人さんと一緒にスタジオに入ってフックを聞いたら、もうこれはアツい!って。やっぱりライブでもかなり良い反応があります。
——たしかにライブでも改めてじっくり聴きたいリスナーも多いと思います。6月28日にはいよいよ福岡のUNITEDLABでツアーファイナルのワンマンライブが控えていますが、バンドセットですね。
バンドセットでのライブは去年もやっていて、GeGさんのところのG.B.’s Bandで、とにかくもう間違いないメンバーです。ベースとドラムは林拓也さん、Jin Takemuraさんで、ギターだけ去年はTatzma the Joyfulさんだったんですけど、今回は山岸竜之介くんという編成です。去年もそうですけど、バンドセットは自分もやっててすごく楽しいし、いつもの曲がまた違う形で楽しんでもらえるかなと。そこまで思い入れのなかった曲が、ライブでバンドセットで聴いて好きになるみたいなこともあると思うし。とにかくヤバくてスペシャルなライブにするんで、絶対間違いないもの見せるんで、デイタイムだしたくさんの人に来てほしいですね。
——AZUさんはライブに臨むにあたって、いつも何か意識していることはありますか?
まずは当たり前ですけどきっちり歌い切るということ。特にワンマンは1時間半とか2時間になるんで、そこをしっかりと意識して。なので、普段からライブの予定にあわせて喉や体調にはけっこう気をつけています。派手に遊んだりせず。まぁもともとスタジオにずっといるタイプなんですけど(笑)。
——最後に、今年後半以降の動きを教えてください。
もうすでに新しいアルバムの制作に入ってるんですけど、そのアルバムは改めて自分のやりたいことを詰め込んだ作品にしようと思っています。ワンマンはもちろん、今後も自分なりに新しいことにチャレンジして曲も作り続けるんで、チェックしてくれたら嬉しいです。


AZU ONEMAN LIVE 「Aurora」
2025年6月28日(土) at UNITEDLAB(福岡)
OPEN 17:00 / START 18:00
チケット URL : https://eplus.jp/azu/
※未成年入場可能
“OPENING DJ”
NGONG
“GUEST”
BANNY BUGS
DADA
柊人
“BAND MEMBER“
林拓也(Ba.)
Jin Takemura (Dr.)
山岸竜之介 (Gt.)