卑屈なリリックを、柔らかな歌声とポップなサウンドで包み込んで ─ 北海道発3ピースバンドBANENEインタビュー【#NEXT BUZZ PROJECT vol.1】
インディペンデントアーティストの可能性を切り拓く、TuneCore Japanによるオーディション形式の新プロジェクト『#NEXT BUZZ PROJECT vol.1』。多種多様なジャンルの才能が数多く集結した本プロジェクト、記念すべき初回で見事選出されたのは2025年4月始動の北海道発3ピースバンド・BANENE(バネネ)。THE MAGAZINEでも「2026年の注目アーティスト」に挙げているが、彼らの真価が世に広まるのはまさにこれから。今、早耳な音楽ファンの間で話題となり始めている彼らの現在地、そしてこれからの展望について話を聞いた。
——まず、THE MAGAZINEの読者に向けて、自己紹介をお願いします。アーティストとしてのコンセプトや志向している音楽性・ジャンル、音楽制作のきっかけなどについて、教えてください。
初めまして、北海道発の3ピースバンド「BANENE」です。自己紹介があまり得意ではない3人で構成されております。
元気ハツラツな曲を作りたいと毎回意気込んでいるのですが、気づけば卑屈で少しポップな曲が世界に発信しています。
恐らくスガ(Vo/Gt)が作る卑屈な詞曲を、メンバー2人がなんとかポップに持っていこうとしているからなのかな、と自己分析しています。そんなバンドです。
ネットの掲示板を通じて集まったせいか、メンバー全員が全くジャンルの違う曲を聴いておりますが、仲は良いです。
——今回、「#NEXT BUZZ PROJECT」にはどういった背景で応募されたんですか?
オーディションの類ははじめて応募したのですが、ちょうど新しい楽曲をリリースしたところに開催されていたので、思い切って応募してみました。
——選出された時はどんな気持ちでしたか?
まさか選んでいただけるとは思っていなかったので、メンバー全員で「何が始まってしまうのか!?」と動揺が止まりませんでした。
——BANENEさんはTikTokを中心に、SNS運用にも力を入れられているように思いますが、工夫されていることや、やらないでおこうと決めていることなど、アーティスト活動に対してどのようなバランスで取り組んでいますか?
まだまだ試行錯誤中ですが、現時点では自分たちの「なんかいいかも」を大切にSNSを運用しております。
メンバーのスガ(Vo/Gt)が独特なイラストを描く人がいるので、それも武器にしていければな、と思っていますが、なかなか苦戦しております。(※スガさんはBANENEのイラストのアーティスト画像や、ジャケットのイラストも手掛けている。)
@banene877 「なぁ、ジョンソン」#music #band #邦ロック #BANENE ♬ オリジナル楽曲 – BANENE
——今回選出された楽曲「現実珈避」について、聴きどころやこだわりのポイント、楽曲を通して届けたいメッセージなどを教えてください。
ポイントは大きく3つあります。
1つ目に、Aメロの出だしを、1番2番3番で似たリズム感の言葉にしてみたところ。
2つ目は、歌詞に合わせた効果音(聴いてからのお楽しみです)が入っているところ。
最後に、古き良きバンドサウンドにポップでチープな楽器や効果音を加えたところ。
この楽曲は、「「逃げたい」という気持ちをどうにかして誤魔化そう!」と考えた末に出来上がりました。
ポップな効果音や陽気なメロディなどその工夫に注目していただけたら、楽曲でやりたかったことが達成されるので、その辺りも気にして聞いていただけると嬉しいなと思います。

——これからの野望や、目指している方向について教えてください
自分たちが思う「なんかいいかも」を上手く世の中に浸透させていけたら嬉しいなと思っております。新曲もよろしくお願いします。
■リリース情報
ニューシングル「なぁ、ジョンソン」
2026年3月30日リリース
【プロフィール】
BANENE(バネネ)
2025年に始動した、札幌市で活動する3ピースロックバンド。 Voスガの聞き心地の良い柔らかい声質と、本音と空想が織り混ざった個性的な歌詞が魅力。現在は作曲活動と、札幌中心でのライブ活動をしている。
